はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
灼熱のTOKYOが、よりアツくなりました!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督の来日イベント。
私は、来日記者会見、ジャパンプレミア舞台挨拶でMCを務め、2日間にわたりご一緒させていただきました。
そこで。
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.29
今回は…。
八雲ふみねが見た! トム・クルーズ ハリウッドスターの横顔
…を、お届けします。
1年2ヶ月ぶり、21回目の来日となったトム・クルーズさん。
新作主演映画が公開されるたびに、必ず日本を訪れ、すっかりお馴染みといった印象ですが、
それでも彼を迎えるために成田空港には700人のファンが駆けつけ、記者会見には200媒体以上が出席。
そしてプレミアには2000人のファンがカーペットに集結するという人気ぶり。
徹底したファンサービスで、ファンならずともプレスや映画関係者も唸らせることでも注目されています。
そんなトム様の、八雲ふみねも感激した横顔とは…。
–{あわや事件勃発?!来日記者会見}–
その1) どんな時も敬意を忘れない!
来日記者会見での出来事。
ギタリストMIYAVIさんが演奏するテーマ曲に乗せて、颯爽と登場したトム・クルーズさん。
ステージ上のシートに腰掛け、司会台にいる私に向かって「How are you?」と声をかけて下さるなど、相変わらずジェントルマンです。
トムさんの笑顔にトキメキながらも、私にはある心配が…。
どう見ても、トムさんの声を捕えるマイク位置が、マッカリー監督のマイク位置に比べて遠いのです。
おかしいなぁ、スタッフさんがちゃんとセッティングしてらっしゃったのにな…。
しかも、トムさんの話し声のボリュームが小さいような気が…。
そんなことを考えながら進行していると、事件が。
なんと、トムさんのマイクがお辞儀してしまった!!!!!!
どうやら不具合でちゃんと固定されてなかったようで…。
それでもマイクが下を向く度に元の位置に戻しながら、映画いちばんの見どころである飛行機アクションの撮影秘話を熱っぽく語っていたトムさん。
しかし、それも限界がきたようで…。
とうとう笑いが止まらなくなってしまった!
スタッフが慌てて飛んできて応急処置し、一件落着。
…と同時に、トムさん、スタッフに敬意を評してわざわざ立ち上がって自ら拍手。
「ほらね、こうして今も(マイクの直し方という)新しいことを学んだよ。アリガトウ!」と茶目っ気たっぷりに話し、会場からも笑いが起こりました。
突然のアクシデントに会場にいた誰もがハラハラしながらも、トムさんのウィットに富んだアドリブのおかげで、会見場にさらなる一体感が生まれた瞬間でした。
アクシデントをこの日いちばんの“見せ場”に変えるとは…。
これぞ、スターの成せるワザですね。
–{日本の猛暑、トム旋風にひれ伏す…。灼熱のジャパンプレミア}–
その2) 大スターは汗をかかない?! 灼熱のレッドカーペットで2時間ぶっ続けのファンサービス
来日記者会見の翌日は、プレミアイベント。
前日の会見で「これまで体験した日本の夏の中でも、今年がいちばん暑いね」と、猛暑に驚いている様子のトムさんでしたが…。
この日も連日の猛暑の影響で、うだるような暑さ!
私は…、と言いますと。
ジャパンプレミアでは、映画館での舞台挨拶MCを担当。
そこで自分の出番まで、灼熱のレッドカーペットを堪能してきました!
ムービーカメラがズラリと並ぶ、サウンドバイツ。
ここで、レッドカーペットを歩くトム・クルーズさんとクリストファー・マッカリー監督にインタビューのチャンスを狙います!
熱中症対策?!
プレス関係者には、ミネラルウォーターの差し入れが。
ラベルはもちろん、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。
「命の水」といっても過言ではないほど、ありがた~~~い差し入れでした。
レッドカーペット上には、劇中で使用された新型BMW M3とモーターバイクが。
カーチェイスのシーンは、本当にオススメ!
トムさんのドライビング・テクニックには息を飲みますよ。
さぁ、いよいよトム・クルーズさんが歌舞伎町に降臨。
ファンからのサインや写真撮影に応えながら、色紙でファンを仰いであげる一幕も。
通訳の戸田奈津子さんと並んで歩く姿も、すっかりおなじみの光景。
会場となった歌舞伎町セントラルロードでのレッドカーペット・イベントは、ハリウッドスター初。
レッドカーペット・イベントに関わらせて頂く事は数あれど、こんな風にレッドカーペットそのものに立つのはこの日が初めてだったかも…。
プレスからのインタビューを受ける、クリストファー・マッカリー監督。
お二人の映画作りは、まさに「不可能への挑戦」の連続。
それだけに観る者を惹き付けて離さないのでしょうね。
この日は気温30度以上の炎天下。
それでも朝早くから来日ゲストの登場を待ち望んでいたファンの数は、1000人。
ファンからの写真撮影やサインのリクエストに、ひとりひとり丁寧に応えるトムさんとマッカリー監督。
所要時間、約2時間。
スターは汗をかかないのか?????
…と思うほど、
最後まで涼しげな表情でファングリーティングを続ける姿には、ただただ脱帽。
レッドカーペットの「赤」に負けないほど、ヒートアップしたTOKYOの夏の夜でした。
そして、いよいよ私の出番。
TOHOシネマズ新宿のスクリーンにて、ファンの皆さんとともに、トム・クルーズさんとクリストファー・マッカリー監督をお迎え。
レッドカーペットでの盛り上がりそのままに、いやそれ以上に、トムさんの一言一言に客席からは歓喜の声が。
舞台挨拶では、CMカットの撮影も同時に行われました。
満員のお客様にご協力をいただき、トムさん&マッカリー監督から最高の笑顔をいただくことができました!
その時の模様はコチラから…。
思い返せば、私が生まれた初めてナマで見たハリウッド・スターが、トム・クルーズさんでした。
渋谷の街で偶然出会った知人に「今から映画の試写会に行くけど、一緒に行かない?」と声をかけられ、今はなき渋谷パンテオンに到着すると、沢山の報道陣の姿。
「誰か有名人が来るのかなぁ~」なんて知人と話していたら、目の前に現れたのはなんと、トム・クルーズ!
映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のプロモーションで来日していたトムさんのプレミア試写会に、偶然にも潜入してしまったのです。
あぁ、こんな華やかなイベントがあるんだぁ~。
…と、初めての体験にドキドキしたことを昨日のことのように思い出します。
その頃は、自分が映画コメンテーターになるとは思ってもいなかったし、ましてや自分が日本にやってくる海外の映画人をおもてなしする立場になるとは思ってもいませんでした。
それだけに、勝手ながらトム・クルーズさんには不思議なご縁を感じています。
当時、
うわぁ~~~~~、トム・クルーズだぁ~~~~!!!!
…とワクワクしたように、
トムさんが来日するたびに、仕事にもかかわらず、いまも心が踊ります。
それはきっと、ファンの皆さんはもちろん、日本のマスコミ陣、映画関係者の皆さんも同じなんじゃなかなぁ~。
ハリウッドの大スターなのに、どんな時も周囲への気配りを忘れない。
記者会見でも舞台挨拶でも何度も仰っていた「僕はみんなに喜んでもらいたくて、映画を作っているんだ」という言葉に偽りなく、映画本編はもちろん、来日プロモーションでも、出会ったすべての人を幸せな気持ちを届けてくれるトムさん。
今年で御年、53歳。
でもいまも昔も変わらず、トムはトム。
どのジャンルにもカテコライズされない、むしろ「トム・クルーズ」という新たなジャンルを確立(?!)していることこそ、トムさんの最大の魅力ではないでしょうか。
シリーズ前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を超える大ヒットスタートを切った、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。
トム・クルーズ決死のノースタント・アクションは、スクリーンで観ないと損しますっ。
このお盆休み、是非、涼し~い映画館でお楽しみください!
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は大ヒット公開中です。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
ミッションイン:ポッシブル/ローグ・ネイション
2015年8月7日から全国公開
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー、アレック・ボールドウィン、レベッカ・ファーガソン
© 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。