2015年8月1日に神奈川県の廃校で開催予定だった、恐怖体験・体感型上映イベント『シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭』の開催地が変更されることが発表され、さらに上映作品も発表となった。
怖すぎる演出のため開催地が変更に!
『シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭』は、映画の上映中、そしてその前後に、観客自信が我が身をもって味わうことのできる恐怖体験を提供するホラー映画上映&体感イベント。
当初は廃校となった神奈川県の学校で開催される予定であったが、学校の管理・運営元より「上映する映画の内容」および「怖すぎる演出」を理由に開催取り止めが要請。場所を新たに東京・月島の倉庫『TEMPORARY CONTEMPORARY』へと開催地を変更することとなった。
施設管理側からのNGと、開催前からどれだけの恐怖体験なのかを想像させる、ホラーファンにとっては興奮が高まる発表ともいえる。
さらに上映される作品も発表となった。今回上映される作品は計4本。「不条理」「凶悪」「実話」の3つのキーワードのもと、”実際にあった事件を基に作られた作品”が厳選された。
今回発表となった作品と主催者側によるコメントは以下の通り。
–{戦慄の恐怖イベント上映作品}–
『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』(2008)
(C)2007 Focus Features LLC and Intrepid Pictures LLC. All Rights Reserved.
監督の幼少期の体験や、1981年にカリフォルニア州ケディで起こった残虐殺人事件を基に作られた作品。別荘に滞在中のカップルにマスクをつけた3人組が理由もなく襲い掛かる。じわじわと精神的に追い込んでいく得体の知れない不気味な恐怖は家に帰っても頭に残り続けます。
『テキサス・チェーンソー ビギニング』(2006)
(C)MMVI New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.
アメリカに実在したエド・ゲインという殺人鬼をモデルにしたともいわれている作品。ヒトの皮で作ったマスクを被り、チェーンソーを使い虐殺を繰り返すレザーフェイスの過去が明らかとなる本作。レザーフェイスに追われる緊迫感と目を覆いたくなるような残虐なシーンが言葉も出ないほどの恐怖を感じさせてくれます。
『凶悪』(2013)
(C)2013「凶悪」製作委員会
茨城県で起きた「上申書殺人事件」という殺人事件を基に作られた作品。リリー・フランキー、ピエール瀧の言葉通りの”凶悪”な演技に気分を悪くした人が続出の問題作。ノンフィクションならではのリアルな“ヒトの恐怖”をお楽しみ下さい。
チケットはクラウドファンディングで発売中
残り1本の上映作品はシークレットとなっており、何が上映されるのかは当日までのお楽しみとなっている。
また『シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭』はクラウドファンディングサイト・MAKUAKEで資金集めを行っており、鑑賞券はこちらから入手することが可能。ペアチケットなどのお得な内容も用意されている。
シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭
日付:2015年8月1日(土)
時間:開場12:30 上映13:00 閉場21:00
会場:TEMPORARY CONTEMPORARY(東京都中央区月島1-14-7 旭倉庫2F)
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