MX4Dをららぽーと富士見で実際に体験してきました!気になる4DXとの違いは??

INTERVIEW

皆様、ごきげんよう。編集部公式ライターのじぇみ じぇみ子です。

MX4Dがどんな物なのかを調べてみて俄然気になってしまい、現在設置されている「ららぽーと富士見」で実際に体験して参りました!!筆者は4DXも体験したことがあるので、違いを含めてレポートしてみたいと思います!

ららぽーと富士見では開演20分前に開場され、ロッカーもありました。

MX4Dは11種類、4DXも11種類(一部劇場では9種類)のエフェクトに違いは?

早速ですが、まずは違いからです。説明だけ見ると機能に差が!と思うかも知れませんが、両システムとも1つの映画に全てのエフェクトが入っているわけではないので、あまり気にする必要はなさそうです。

MX4Dの11種類のエフェクトイメージ

mx4dイメージ

引用元:TOHOシネマズ

4DXの11種類のエフェクトイメージ図

4dxイメージ

※一部劇場では雪と嵐を除く9種類のエフェクトです。

大きく異なるのはMX4Dにある地響き効果(RUMBLER)、下からの突き上げ(SEAT POPPER)、背中を突く(BACK POKER)です。4DXにも背中側のエフェクトや振動機能がありますが、マッサージチェアのような動きで、筆者はMX4Dの方が衝撃を強く感じました。

逆に4DXにしかない機能は雨と雪、バブル(シャボン玉)ですね。映画によっては殆ど使われない機能かも知れません。水関係は4DXの方が大粒で激しいと思いました!

このあたりはプログラムのされ方によりますが、筆者の観たMX4D版の『チャッピー』は“物語の視点側が感じていそうな動き”が設定されており、4DX版の『ベイマックス』は“映画全体のイメージ”で動きなどが設定されているように感じました。

どちらも楽しかったです!

さて、MX4Dの細かい感想をお伝えしたいと思います!

–{シートが全然違う!}–

シートが全然違う!香りが少し気になるかも!?

シート

入った瞬間に新車のような香りが漂ってきました。本革シートで、まだ新しいために「香りが気になる方も居るかもしれない」と店員さんが仰っていました。

正直なところ筆者はまさに苦手な香りで酔わないか不安でしたが、10分も座っていると全く気にならなくなり、人間の慣れって優秀だと感じました!あまり心配は要らないかも知れません。ショートパンツやキャミソールを着ていると肌がこすれて痛いかもしれないなぁと思いましたが、寒さ対策で長袖+デニムパンツの筆者にとってはフカフカのイスでした!

シートが4DXより高い!足が届かないため安定感があまりない?

足元

4DXのシートより座面が高く大きい印象です。アメリカ生まれだからでしょうか。155cmの筆者はしっかり腰をかけると足の爪先しか付かず、すこし足がしびれました。また4DXのシートは足を置く場所が1席ずつでしたが、MX4Dは繋がっていますね。

前後の動きが激しい!揺れが強い気がします!

4DXを体験したときよりも揺れが激しい印象を受けました。沢山揺れるという意味ではなく大きく揺れます!

4DXで見たときは左右への揺れの方が強く感じたのですが、MX4Dの前や後ろに動くエフェクトは浮遊感を見事に演出しており、実際に自分がロボットや車に乗っているような気持ちになりました!

あまりに前のめりになるため「落ちるのではないか?」と不安になりましたが、特に落ちることはありませんでしたのでご安心ください(・ω・)ノ

–{ミストの威力がスゴイ!!}–

オフにするスイッチがなく近くから出るミストの威力が激しい!

ミスト

MX4Dではアームレスト(手すり)のドリンクホルダーにある穴からミストやエアーが出てきます。縦の範囲が狭い印象ですが近い分威力を感じました。(4DXは前の座席の背中からミスト、フェイスエアー、香りが出ます)

しかしながらミストは紛れもなくミスト(霧)状で、大粒ではないため、4DXの方が濡れます。筆者の座高だと大体鼻から首のあたりにフシャーッとミストが来たので、背の低い方以外は(座り方にもよりますが)3Dメガネに水滴がついて見づらいなんて事もないのかな?と思いました。

大粒ではないですが結構な勢いのミストですのでメイクは崩れるかもしれません。薄化粧で参加した方が良いかもしれないですね(*ノωノ)

ドリンクを置くとミストの威力半減!?

ドリンク

筆者のようにドリンクを置きますとミストやエアーの威力が半減しますので、どうしても嫌だという方は、置いてみると良いかもしれません。ただし両側から出ている気がしましたので、両側に置くとなるとドリンクが沢山飲めますね。

お隣に知らない方が座ることを想定するとドリンクの有無で印象が変わるのは少し微妙な気もしますが、ドリンクなどを置いても穴は斜めになっていますので、顔に直撃しない程度に感じることができました。威力強すぎ!という場合はお試しください。

ドリンクホルダー

このようなシステムになっているのでドリンクホルダーに挿して使うトレイは使用不可のようです。(筆者の伺った日はトレイを持っている人が居たので、膝の上に置けばOKなどの特別ルールがあるかも知れません)

–{MX4Dと4DXではプログラミングの姿勢がだいぶ違う気がする}–

プログラミングの姿勢がだいぶ違う気がする

どっち

4DXは「4DXを楽しみたまえ!」といわんばかりに、色んな機能を順番にどんどん登場させてくれていましたが、今回体験したMX4Dは動いていない時間が非常に長く、自然なタイミングで動く印象を受けました。

例えば視点となっている人物が車に乗るときにドアを閉めたときや車の揺れのような振動、ヘリコプターが近寄ってくるときには強い風と地響きのように揺れを感じるようなコダワリっぷりでした。その為か“これがあの機能!”と思うよりは映画にのめり込めました。同じ映画で試していないのが悔やまれるところです!

スモークも良いタイミングで出ており、滞空時間も長かったです。(若干字幕は見づらいものの、読めました)

–{未体験の方はぜひチャレンジ!!}–

筆者の感想まとめ

4D楽しい

筆者の中では4DXの方がハデだけど、座席の揺れなどの強さはMX4Dの方が強いな、という印象を受けました。乗り物酔いの激しい筆者でも今回、全く酔わず楽しく見ることが出来ました!映画『チャッピー』では動かす必要のないシーンが長かったのかも知れません。

MX4Dも4DXも、どちらも新たな映画の楽しみ方だと思いますので、未体験の方はぜひチャレンジしてみてください!

2015年6月26日に六本木ヒルズと新宿のTOHOシネマズにもMX4Dが導入されます。東京在住の方はアクセスが随分楽になりますね!なお、同じ4DXでも映画館によって印象が異なるようなので、あっちこっちで体験してみたいと思う筆者でした。

それでは皆様、ごきげんよう!

(文/シネマズ編集部・じぇみ じぇみ子)

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