モントリオール世界映画祭最優秀監督賞ほか数々受賞している呉美保監督がメガホンを取る映画『きみはいい子』のポスタービジュアルや場面写真、ならびに予告動画が公開された。
キービジュアルとして映し出されているのは小学校の教諭役の高良健吾さんが子供に、自身の過去のトラウマから娘を虐待してしまう母・雅美役の尾野真千子さんが池脇千鶴さんに、それぞれ抱きしめられているもの。そこに「抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。」というコピーが二人の表情の底を物語っているようだ。
尾野真千子さんが演じる苦悩する母親役は、公開されたビジュアルによく表れている。感情に揺れ動かされている尾野真千子さんの演技に注目だ。
–{アンニュイな表情を浮かべ…}–
高良健吾さんは、アンニュイな表情を浮かべるような場面写真や、子どもたちに厳しい表情を浮かべる場面写真などが公開されており、主演の二人がどのように気持ちを吐き出していくのか気になるところだ。
ネグレクトやいじめといった現代の子供たちにまつわる問題を抱えながらも、人が人を愛するということに焦点を当てた中脇初枝さんの同名原作小説を映画化したもので、呉美保監督はモントリオール世界映画祭最優秀監督賞を受賞作の『そこのみにて光輝く』で脚本を担当した高田亮さんと再びタッグを組む。
–{予告編＆その他場面写真}–
映画『きみはいい子』は2015年6月27日から全国公開予定。
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画像：(C) 2015「きみはいい子」製作委員会
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