映画『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』が日本公開決定

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19世紀の女性画家ベルト・モリゾの生涯を描いた映画『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』が2015年6月13日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAをはじめ全国で公開される。

ベルト・モリゾは、フランスで起こった芸術運動”印象派”誕生に大きく関わった女性画家で、巨匠エドゥアール・マネの絵のモデルを務め、マネの代表作”バルコニー”や”すみれの花束をつけたベルト・モリゾ”に描かれていることでも知られている。

画家を目指す女性の苦悩と夢

画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密

(C)K’ien Productions – 2012Reserved.

舞台は19世紀フランス。パリ16区のサロンに出品していたベルト・モリゾはルーヴル美術館で姉と模写をしているときに、すでに芸術界では名を成していたマネと出会いモデルを依頼されることになる。女性は家庭に入るものという時代背景の中、苦悩しながらも画家を目指す女性の夢を描いた作品となっている。

本作の監督はカロリーヌ・シャンプティエ。彼女は2009年の東京国際映画祭の審査員を務め、また諏訪敦彦監督の『H story』『不完全なふたり』や河瀬直美監督の『七夜侍』の撮影を手がけるなど日本とも関わりが深い。

主演ベルト・モリゾ役を『ココ・シャネル』に出演しているマリーヌ・デルテリム、マネ役を『焼け石に水』でセザール賞有望若手男優賞にノミネートされたマリック・ジディがそれぞれ演じる。

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