映画『エイリアン』の最新作がついに動き始めたようだ。『第9地区』や『エリジウム』で知られるニール・ブロムカンプ監督が、シリーズ最新作の製作をする米20世紀フォックスと契約を結んだと、海外メディアが報じている。
「次の映画が決まった」とブロムカンプ監督がSNSに投稿
ここのところ、SNSサービスInstagram(インスタグラム)で、『エイリアン』のコンセプトイメージを何度も披露していたニール・ブロムカンプ監督。
2015年2月18日に新たなイメージ画像を「ええと、自分の次の作品が正式に決まったようだ」という趣旨の発言とともに、「#alien(エイリアン」のハッシュタグをつけて投稿している。
1979年に第1作が公開された『エイリアン』は、宇宙船に侵入した異星の生物(エイリアン)の恐怖を描いたSFホラーの傑作として広く知られている。主役のリプリー役をつとめたシガニー・ウィーバーさんは、同作品が出世作となり、以降、名女優への階段を駆け上がっている。
『エイリアン』のシリーズはこれまで4作が制作・公開。1作目は『グラディエーター』『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督、2作目は『ターミネーター』のジェームス・キャメロン監督、3作目は『セブン』『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャー監督、4作目は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が、それぞれメガホンをとった。
ニール・ブロムカンプ監督が制作する『エイリアン』はどのようなものになるのか、シガニー・ウィーバーさんの出演はあるのか、まだ詳細な情報は明らかになっていない。往年の人気作品の復活は、SFファンには嬉しいニュース。続報が気になるところだ。