皆様、ごきげんよう。編集部公式ライターのじぇみ じぇみ子です。
このシリーズでは4DX®とは何か、続いて日本だとどこで観られるのか、ということをお伝えして参りました。
今回は実際にユナイテッドシネマ豊洲にて4DX®で話題の映画『ベイマックス』を体験して参りましたのでレポートしてみたいと思います！
4DXはかなりの臨場感！楽しいぃぃぃ！！！！
実際どんな感じだったかというと、こんな感じです！
予想以上に動く！かなりガコガコ揺れます！
4席で1セットとなっている座席が揺れます、まるでアトラクションです。
筆者は端に座りましたが、左右に揺れる印象が強かったので、両端の方がより揺れを楽しめそうです！
足元はフッドレストになっているのでベルト等はなくても安定感があります。
しかし、ベルトをする必要がない程度ではあるものの、結構座席の中でずれるくらい動くんです！
荷物を預けるロッカーがありましたが、床に置けないだけで膝の上に荷物をおいて置く分には問題ないそうです。冬場はコートなどが邪魔ですので早めに行ってロッカーに預けた方が良いかもしれません。
–{大粒な水や香りも}–
結構な大粒の水がかかります
こちらの前にある座席の装置からも水や香りが出てくるようです。雨などの表現の際に水が出てきますが割と大粒で、3Dメガネに付着すると邪魔なほどでした。
最初メモを取ろうと思ったのですが、ペンのインクが滲む程度に濡れました。濡れるの嫌だーという方はオフにすることが出来るので、オフにした方がよいでしょう。
ユナイテッドシネマ豊洲のシートでは手すりの右側にスイッチがついています。間違って隣の方のスイッチをオフにしないよう気を付けてくださいね！
香りと霧の印象は座席の位置によって違うかも
筆者は乗り物酔いが大変心配だったため、最後部の座席にしたのですが、霧はスクリーンの中央下部から出て、映画の邪魔にならないようにするためか想像よりも少な目な印象でした。
シャボン玉は持続時間が長く楽しめましたが、霧は「何か出たな」という程度の感じ。霧を楽しむなら恐らく前の方の席に座っているとほうが良い感じになるんだろうなと思います。
また、香りは元々個人の鼻の調子次第なところがありますが、筆者の１つ前の列で観覧していた女性グループは終了後「香り1個もなかったよね？」「今回のはないのかな？」と盛り上がっていました。
筆者の席では爽やかな香りや甘い香りなどがほのかに漂い「良い香り～！」と思ったので、もしかしたら空調などとの関係などで座席によって濃度が違って感じるのかも知れないですよね。筆者はラッキーな席だったようです！
–{4Dを体験してみて酔った？}–
実際に酔ったかどうかのお話
匂いや揺れ、目を使うと特に酔いやすいので、4DX®は大変心配でしたが、寝不足な状態で行って電車で軽く酔ったにも関わらず4DX®では楽しく観ることが出来ました！
今回見たのはベイマックスだったためアクションシーンが全編通してあったというわけではなかったところも良かったと思います。
また、ずーっと座席が揺れているのではなく
座席が揺れる→背面シートが動く→顔や足元に効果→座席が揺れる
といった感じで、座席の揺れがこまめに止まってくれたおかげもあると思いました。同じく乗り物酔いしやすい知人の話でも4DX®は大丈夫とのこと。
ただ、全く酔わないかというと嘘になります。その理由は最初に流れる4DX®の体験VTRです。
体験VTRは「4DXの本気を見せてやる！」と言わんばかりに機能があれこれ出るため、筆者は「止まっておくれー」とそわそわしました。その時は筆者も酔いそうでした。
4DXをマックスに楽しむ為の筆者の考えるポイント
なんとか最後まで酔わなかったのですが、今回筆者なりに思ったポイントがありましたので、少しまとめておこうと思います！
作品選びはかなり重要と思われる
筆者は過去にトランスフォーマーを3Dで見て酔ったことがあります。大画面にダーンと対象物が写って大きく目を動かすものは酔ってしまう予感がします。
（しかしトランスフォーマーはダイスキなので2も3Dで見に行って、やはり酔いました）
乗り物酔いしやすい人は字幕でなく吹き替え版をオススメします！
端の席を陣取ると安心できる
一回も席を立とうと思いませんでしたが、万が一のときに座席から降りても、周りの人の迷惑にならない席というのは安心しますよね。
ただし、中央に近いほうが映画自体は見やすいと思いますので迷うところです。
筆者の伺ったユナイテッドシネマ豊洲は4席ごとの区切りがロープで繋がっています。
壁沿いの席しか完全な端ではないのですが、狭いながらも隙間があるため最後部であれば立っても迷惑になりにくいかな、と思いました。
筆者の持論ですが「いざという時のための安心感」があると、気持ちが落ち着いて酔いにくいと思います。
飲み物持ち込みOKなら用意しておくとスッキリする
東京にあるもう一か所のシネマサンシャイン平和島では飲食物の持ち込みは禁止です。しかし、ユナイテッドシネマ豊洲では「こぼれても責任取れないですけどOKですよ」となっています。
酔いそうになったときに、飲み物で口がサッパリすると落ち着いたりする人もいると思います。お茶系や酸味のあるものなどを用意しておくのも得策かもしれません。
ドリンクホルダーに入れていましたが、こぼれることは無かったです。ちなみに持ち込みはNGのようです。
しっかり睡眠をとって備えるのがいちばん！
寝不足で行った筆者が言うのは何ですが、疲れていないときに行ったほうが酔いにくいですので、しっかり寝て参戦してくださいね！
なお4DX®では以下の方は「ご遠慮ください」という記載があります。
●身長100cm未満の方（120cm以下のお子様は保護者と一緒ならOK）
●妊娠中の方、ご年配の方、車いすの方、心臓・首などに障がいのある方、身体・精神的に敏感な方、車酔いしやすい方
気分が悪くなったら、無理しないのが一番重要です。
まとめ：乗り物酔いの心配を超えた爽快感
確かに揺れて映画に集中しにくい場面があったり、酔いそうになったりしました。
しかしそれらのマイナスポイントを遥かに超える爽快感がありました！！！
アクション系で活きる4DX®かと思いましたが、きれいな映像や幻想的なシーンが中心の映画でも十分楽しめると思った筆者でした。
すっかり虜となった筆者は、また行ってこようと思っております！
4DX®がある映画館は、併設された施設に楽しめる場所がたくさんあるところが多いので1日中遊べると思います！皆様もお時間があるときにお出かけしてみてはいかがでしょうか？
それでは皆様、ごきげんよう！
（文・じぇみ じぇみ子）
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