Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める“水10”ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」が 2022年10月5日(水)22時よりスタート。
連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生エイジ(山田涼介)。ある日、自分は二重人格者ではないかと疑うような出来事が起こり——。共演は、川栄李奈、門脇 麦、尾上松也、早乙女太一、遠藤憲一ら。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「親愛なる僕へ殺意をこめて」第4話レビュー
3日間の記憶が飛んでいたエイジ(山田涼介)は、ナミ(川栄李奈)から半グレ集団スカルがつぶれたことと、サイ(尾上松也)が死んだことを聞き驚く。
同ドラマで存在感を発揮していたサイがここであっけなく退場。
威圧感たっぷりの尾上の演技にハマり出していたところなので残念だ。
第4話はストーリーが大きく動いた。
エイジは記憶のない3日間、自分がどうやら診療内科に行っていたことを突き止めた。
病院の待合室で座っていると一人の男性が
「今日はいないんですか? この前一緒に来ていた女の子です。そうそう、思い出した!京花ちゃんだ」と。
え? どういうこと?
エイジの彼女、京花( 門脇麦)はもしかしたらB一と影でつながっているのか?
しかも、京花は幼い頃ホームレス生活をしていたところ保護され、養護施設で育てられていたという。
さらに、ラストシーンではエイジに「誰が畑葉子さんを殺したか全部教えてあげる」というではないか。
なぜ京花が葉子のことを知っているのか?
ここにきて京花に“もや”がかかり出し、一気に怪しい存在に……。
一方、ナミは連絡がつかない白菱教授(佐野史郎)の自宅を訪ねて驚く。
なんと白菱の家には葉子を殺した犯人が所有していたかもしれない黒のミニバンが停まっていた。
葉子の死に白菱が関係しているのだろうか。
第1、2話は残虐シーン満載だったため、そこで離脱してしまった視聴者が大勢いることは視聴率から読み解くことができる。
しかし、ここにきてミステリアスな展開続きで面白くなってきた。
離脱してしまった視聴者には、ぜひとも戻ってきてもらいたい。
「B一のことを知れば知るほど、B一のことがわからなくなる—」
というエイジのナレーション通り、原作を読んでいない視聴者はストーリーそのものに混乱している。
次週、京花の口からどんなことが語られるのだろうか。
原作には、最後まで手を付けまいと思っているが、面白すぎて続きが読みたい衝動に駆られている。
次週まで我慢できるか、私—。
(文:駒子)
–{「親愛なる僕へ殺意をこめて」第4話ストーリー}–
「親愛なる僕へ殺意をこめて」第4話ストーリー
▶「親愛なる僕へ殺意をこめて」4話の予告をYouTubeで見る
浦島エイジ(山田涼介)は、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に拉致された恋人・雪村京花(門脇麦)を救出した。その際、エイジは、「僕は、本当に人を殺しているかもしれない」と告げ、二重人格であることをついに打ち明ける。京花は、そんなエイジのことを受け入れ、一緒にもうひとりのエイジである“B一”のことを調べると言い出す。
別の日、エイジは、ナミ(川栄李奈)からの電話で目を覚ます。だがそこは、入院していたはずの病院ではなく自宅アパートのベッドの上だった。ナミによれば、エイジは病院から突然姿を消したのだという。10月27日に病院に運ばれた後、10月28日から30日までの3日間、またB一になっていたことを知るエイジ。
その後、エイジはナミと合流。ナミは、エイジが頑張ってくれたおかげで『スカル』が潰れた、と言ってお礼を伝える。そこで初めて、『スカル』が一斉摘発されたこと、そしてサイが死んだことを教えられ、驚くエイジ。サイには、畑葉子(浅川梨奈)を殺害した容疑もかけられるという。「サイから葉子のこと、何か聞いたりしなかった?」と問われたエイジは、戸惑いながらも、葉子を殺したのはB一かもしれないと打ち明けるが…。
–{「親愛なる僕へ殺意をこめて」作品情報}–
「親愛なる僕へ殺意をこめて」作品情報
出演
浦島エイジ … 山田涼介(Hey! Say! JUMP)
ナミ … 川栄李奈
雪村京花 … 門脇 麦
佐井 社 … 尾上松也
八野衣 真 … 早乙女太一
猿渡敬三 … 髙嶋政宏
桃井 薫 … 桜井ユキ
白菱正人 … 佐野史郎
浦島亀一 … 遠藤憲一
他
原作
『親愛なる僕へ殺意をこめて』
原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊)
脚本
岡田道尚
(映画『マスカレード・ホテル』シリーズ、映画『LIAR GAME』シリーズ他)
音楽
☆Taku Takahashi(m-flo)
主題歌
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」
プロデュース
草ヶ谷大輔
(『ミステリと言う勿れ』、『コンフィデンスマンJP』シリーズ他)
総合演出
松山博昭
(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』他)
制作著作
フジテレビジョン