<ソロ活女子のススメ 2>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

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江口のりこ主演の人気作の第2弾、「ソロ活女子のススメ2」が2022年4月6日より放送開始。
本作で江口は、“ソロ活”に邁進し新たなソロ〇〇を体験していく主人公・五月女恵を演じる。

cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

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もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・「ソロ活女子のススメ2」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

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「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、積極的にひとりの時間を楽しむための活動=“ソロ活”に勤しんでいる。いつもより一段と気合の入った様子で恵が向かったのは、アフタヌーンティーが楽しめるホテル椿山荘東京。女性グループやカップルで賑わう中、一人庭園を眺めながらゆっくりとお茶とスイーツを満喫した後、恵は自身への誕生日プレゼントとしてヘリクルーズで東京上空を飛ぶことに。人生初のヘリコプターに大興奮!

第1話のレビュー

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昨年春クールに放送された江口のりこ主演の「ソロ活女子のススメ」。

フリーライター・朝井麻由美の人気のエッセイ本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、主人公の五月女恵が“ソロ活”を楽しみながら新たなひとり〇〇を体験していくという内容。
その五月女恵が水曜深夜1時に「ソロ活女子のススメ2」として帰ってきた!
もちろん主演は引き続き、江口のりこだ。
ナレーターはシーズン1に引き続き、大塚明夫が務める。

シーズン1も全12話の感想を書かせてもらった著者、駒子がシーズン2の感想も担当する。
最終話まで皆さまとストーリーを楽しみ、リアルソロ活女子も満喫しながら完走したいと思う。

「ダイジェスト出版」編集部の契約社員、五月女恵—。
シーズン1から引き続き同僚、青木遥(佐々木春香)とのクスっと笑える冒頭のやり取りも健在だ。

遥「記念日を大事にする男性って恋愛上手だから要注意なんですって」
恵「それ、なに情報?」
遥「ネットです」
恵「だろうね……」

これこれ!これを私は待っていた。

シーズン1の最終回では同僚に歩み寄りを見せた恵だったが、シーズン2の初回冒頭ではいつもの恵に戻っていた。
この誰にも合わせず、媚びず、あくまでもソロ活を楽しむ恵が私は大好きなのだ。

シーズン2の初回に恵が挑戦するのは、「ソロアフタヌーンティー」と「ソロ東京ヘリクルーズ」。
これは初回からなかなかハードルが高いぞと思っていたら、この日は恵の誕生日というではないか。
なるほど、自分へのバースデイプレゼントというわけか。

まずはソロアフタヌーンティーに挑戦した恵。
場所はホテル椿山荘東京のル・ジャルダンだ。
『恵さん、誕生日にぴったりの場所です』と手を叩く著者。
と、同時に「ル・ジャルダン」と早速、携帯にメモをした。

スコーンを頬張る恵。
自然と出た「おいしいっ」という声。
これは江口の生の感想なのではないだろうか。

放送前にインタビューをさせてもらった時に、毎回ではないものの食事のシーンはいきなり本番なことが多いと伺っていたので、あの「おいしいっ」は生の感想ではなかろうか。

続いて恵が挑戦したのは、ソロ東京ヘリクルーズ。
予約はカップルが多いので一人の恵は珍しいという。

ロマンティックナイトはふたりでしか味わえないわけではない。ロマンティックは一人でも味わえるはず!

恵の心の声に「そうだ、そうだ!」と言わずにはいられない。

ヘリが飛び立つやいなや、快適な遊覧飛行にご満悦な様子。
東京の夜景にうっとり。

「ヘリ最強」、「ソロ活史上、1.2位を争う高揚感」と表現していたソロ東京ヘリクルーズから降りた恵。
最高の誕生日を過ごしたようだった。

来週はソロサバゲーに挑戦?

シーズン2もなかなか攻めますな……。
鉄板ネタから変化球ネタまでどんなソロ活を見せてくれるだろうか。
毎週水曜深夜が楽しみだ。

※この記事は「ソロ活女子のススメ2」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第2話ストーリー&レビュー}–

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

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「ダイジェスト出版」編集部の契約社員・五月女恵(江口のりこ)は、定時になると足早に退社し1人の時間を楽しむ“ソロ活”に勤しんでいる。ある日の昼休憩中、石岡(渋谷謙人)と遥(佐々木春香)の痴話喧嘩の現場に偶然居合わせてしまった恵は、喧嘩の理由を聞く中で遥にサバゲーを勧められる。わざわざ有給休暇を取得しサバゲー会場を訪れた恵は、独特の雰囲気や専門用語に戸惑いながらも他の参加者と共に銃撃戦を繰り広げる!

第2話のレビュー

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これまでさまざまなソロ活に挑戦してきた五月女恵(江口のりこ)。
今回はサバイバルゲーム、略して「サバゲー」に挑戦した。

そもそもサバゲーに興味があったわけではなく、同僚カップルのケンカを仲裁したことがきっかけで足を踏み入れることに。
ルールもわからない、銃の持ち方もわからない状態でサバゲーに参加してしまい、いささか周りから浮いてしまっていたが、そんなことは気にしない。

「自分で自分の好みを狭めるのはもったいない」
「とりあえず、やってみる」
という前向きな恵の考え方はやはり素敵だ。

とはいえ、初心者の恵は開始数秒で弾が当たり、ひとりセーフティーゾーン(球が当たった人と、休憩したい人が留まる場所)へ。
これまでスポーツとは無縁だったが、「負けると悔しい」という感覚を覚えたようだ。

2回戦開始。
「攻撃は最大の防御なり!撃たねば!」と銃を構え、勢いよく飛び出すと、今度は味方を撃ってしまい、またすぐにセーフティーゾーンへ……。

3回戦目は逃げに逃げて、逃げまくった。

すると昼食中に
「逃げてばっかじゃ面白くないでしょ?」と同じチームの年下の女子に諭される恵。
「サバゲーはみんなが主役になれるスポーツ」
「みんなが女優気分になれる」
と教わり、とにかく楽しもうという気持ちに変化していた。

昼食後の4回戦目。
気合を入れた恵は、仲良くなった3人のサバゲー女子たちと協力し、勝利を手に入れ人一倍、「やったー!」、「やったー!」と飛び上がって大喜びしていた。

常に冷静な恵が、体を使って喜びを表現する姿は新鮮だった。
最後に「サバゲー最高!!!」と声を上げる姿から「あの恵が興奮しているんだから、面白くないわけがないでしょう」という気持ちにさせてくれる。

恐るべし、五月女恵!

次週は、「ソロ昭和レトロ」。
もはや興味しかない。

※この記事は「ソロ活女子のススメ2」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第3話ストーリー&レビュー}–

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー


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五月女恵(江口のりこ)は、今度行こうと思い調べていた昭和の雰囲気をそのまま残したデパートが既に閉店しているという事実を知り衝撃を受ける。いついけなくなるか分からないという危機感を感じた恵は、今まで気になりつつも行けていなかった昭和レトロを巡る旅に出る!ハンバーガーやうどんなどの懐かしい自動販売機が並ぶドライブインに興奮気味の恵の前に、突然謎の雰囲気を醸し出す男性客(小手伸也)が現れ…。
その後、自称・日本一懐かしい遊園地を訪れた恵は、どうしても見たかったという念願の木馬に触れ昭和に思いを馳せる…!

第3話のレビュー

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おなじみの同僚、青木遥(青木春香)のネット情報ではじまった第3話。
人の記憶について五月女恵(江口のりこ)に語るがどこ吹く風といった様子だ。
今日の恵は退社後、ソロ活のため少々の遠出が必要だったため、そそくさと退社した。

今回のソロ活は昭和レトロ

都心から1時間半のところにあるドライブインに到着した。
着くやいなや「おお、レトロだねぇ」と唸る、恵。
さらに懐かしの自動販売機を見つけてテンションが上がる、上がる。

恵の心の声は今週も騒がしい

『おお、確かにレトロな自販機だ』

『うどんにこっちがラーメン。自販機のラーメンに自家製のチャーシュー?お湯入れるだけじゃないのか?』

このドラマは恵の心の声が楽しい。
視聴者の声を恵が見事に代弁してくれているからだ。
まるで恵とソロ活を一緒に体験しているような感覚になる。
 
恵がラーメンの自販機の前で悩んでいると

「今年も御三家が元気でなによりだ」と話す男性(小手伸也)が現れた。

恵が不思議そうにその男性を見ると

「ハンバーガー、うどん、トーストの自販機は御三家と呼ばれている」と勝手に語り出した。

出た!
このドラマ特有の妖精さんが出現!(妖精さん=オタクさん)

恵もこの男性のことを
『日本全国ときどき現れる、その場に棲み着いている妖精的キャラ』と表現している。

恵が相手をしてくれるとわかったらその妖精さんは、自販機のうんちくを語りだした。
そして、「今の若い子たちが昭和レトロにハマっているのはなんでだ?」と、問題提起をしてきた。
明らかにめんどくさい妖精さんの相手をしなければならない恵が気の毒にさえ感じた。

毎回ソロ活を満喫しているのに、なぜか恵はその場その場で”妖精さん“に捕まってしまう…。

続いて若い子たちが使う「エモい」という言葉について力説する妖精さん。
本当にめんどくさい。
ただ、よく聞くと、なかなかいいこと言ってる…。

結局、チャシューメン350円を購入することにした恵は、25秒で出来上がったチャーシュー麺をすする。
これまた美味しそうに食べること。

江口は明らかにシーズン1よりもおいしそうに食べるようになったと思う。
視聴者の食欲をかきたてる食べっぷりが、かっこいい。
しかし、同番組の放送時間は夜中の1時。
この時間のラーメンは残酷だ…。

チャーシュー麺を満喫しているところ、また出た妖精さん。
今度は機械のうんちくを語りだした。
さらには自販機の中身を作っている老夫婦まで加わる。

みんなで自販機について話し合う。

もしかして、こういう場の雰囲気も「昭和レトロ」なのかもしれない。
チーズバーガーとトーストも満喫した恵は、満足気にドライブインをあとにした。

この日は、昭和レトロ2回戦があった。

入場無料の遊園地だ。これぞ昭和といわんばかりの遊具がそろったミニマムな遊園地。
次も遊園地の妖精さん(手塚理美)が出現。
昭和レトロブームについて「変わらないものが見たくなるんだろうね」としみじみ語った。

時代の移り変わりが激しい今の時代だからこそ、時が止まったかのような昭和レトロに人は魅かれるのかもしれない。

今回も昭和レトロ遊園地を堪能した恵だった。

次回は、「ソロコナモン」。

粉もんを食べて食べて食べつくすのか?

また夜中にお腹が空いてしまいそうだ……。

※この記事は「ソロ活女子のススメ2」の各話を1つにまとめたものです。

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–{第4話ストーリー&レビュー}–

第4話ストーリー&レビュー

第4話のストーリー

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本場のコナモンを楽しむために日帰りで大阪へとやってきた五月女恵(江口のりこ)は、テレビで度々紹介されるほど有名な老舗のお好み焼き屋を訪れる。昭和感満載の佇まいや店内の雰囲気に感動しながら、お好み焼きを楽しんでいる中、1人の男性客の注文内容に衝撃を受ける……!

続いてハシゴした先は創業40年以上のセルフたこ焼きの名店。一般的なタコより3倍も大きいタコが入ったたこ焼きを堪能。そして、東京へと戻った恵は月島もんじゃストリートへと向かう!

第4話のレビュー

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早くも第4話が放送された「ソロ活女子のススメ2」。
レビューの前に本日は主演の江口のりこの誕生日。
ということで…

「江口さん、お誕生日おめでとうございます!これからもお体に気をつけながら、素晴らしい演技を『魅せて』ください」

第4話は「ソロコナモン」。
五月女恵(江口のりこ)がとことん“コナモン”を食べつくす30分だった。

深夜1時にコナモン尽くしとかやめてぇ~。新しい形の拷問ですか?
思わずコンビニに冷凍お好み焼きか、たこ焼きを買いに行こうか迷ったではないか。
しかし、恵が丁寧にコナモンと向き合うから、こちらもコンビニで済ませるわけにはいかない。
小麦粉から具材まで厳選し、今夜は恵ばりにコナモンと向き合おうと決めた筆者だった。

同ドラマの魅力は、恵がただソロでさまざまなことを楽しむというだけではない。
今回もただコナモンを食べるわけではなく、食べるからには本場でという強いこだわりから、1日で大阪と東京のコナモンをはしごした。
普通なら交通費や時間を考え、そこまでしない。
でも、五月女恵は違うのだ。ソロコナモンをすると決めたからには、徹底的に向き合う。
それが、五月女恵なのだ。
恵なりの「こだわり」がきっちりあるから深みが増し、視聴者を魅了しているのだと思う。

さて、ドラマの内容に少し触れておこう。

『やってきました、コナモンの本場大阪。カッコ日帰り。え? それだけのために大阪に日帰りで行ったんですかって? そうだよ、そのためだけに来たんです。なんでって? 意味はないですよ。ただ今日はコナモン尽くしの日と決めていたのさ』

シュールな恵の心の声が視聴者を引き付ける。

まずは大阪の老舗お好み焼き店の暖簾をくぐった恵。
店員が新喜劇の未知やすえ姉さんではないか。

「片面5分、裏返して5分、もう一回ひっくり返して3分ね」

やすえ姉さんのアドバイス通り、恵はタイマーで計りながら真剣にお好み焼きを焼く。
時間通り焼きあがったお好み焼きを一口頬張った恵の口から「おいひぃ」が出た。

往復5時間の苦労が報われたと喜ぶ恵だった。

白い恵の洋服にお好み焼きのソースが付かないか、ハラハラしながら筆者も生唾を「ゴクリ」。
ああ、食べたい……。

そのままお店を後にするのかと思ったら、後ろの客が注文した「焼きそばに生卵」を恵も追加注文。

極太麺の焼きそばが鉄板の上でジュウジュウいっている。

視聴者にとっては拷問に近いビジュアルだ。

「うまっ!」と思わずうなる恵。あ“~!食べたい!!

やすえ姉さんとの会話も堪能した恵はお店をあとに。

続いて、たこ焼き屋へ。
そこの店員役は、山田花子姉さん。

このドラマ、こういう演出がたまらない。

恵は花子姉さんからたこ焼きの作り方をレクチャーしてもらい、ハフハフと大きなたこ焼きを頬張った。
にんまりする恵。

さらに東京に戻り、最後はもんじゃ焼きで〆た恵。
どこまでこだわり強いんだ。

視聴者にとっては飯テロと言えるべき30分ではあったが、恵の嬉しそうな表情に癒された。

自分が稼いだお金で、自分の時間を上手に使う恵の姿勢には毎回、見習うべきものがある。
こんな風に生きていけたら毎日が楽しいだろうな。

次週は「ソロシティホテル」。
シーズン1の「ソロラブホテル」との違いは?

次週も興味深い。

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–{第5話ストーリー&レビュー}–

第5話ストーリー&レビュー

第5話のストーリー

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“なんでもない日にシティホテルに宿泊し思いっきり満喫する”というソロ活を行うべくホテルニューオータニを訪れた五月女恵(江口のりこ)。都内在住でありながら都心ド真ん中のシティホテルに泊まるという意外と盲点でこれまでスルーしてしまっていたこのソロ活。早速館内へと入ると、手の込んだウェルカムドリンクや部屋の雰囲気・充実したアメニティなど行き届いたサービスに圧倒される。その後、思いきり堪能した恵はソロシティホテル宿泊を経て日々の生活を振り返りある事に気づく…!

第5話のレビュー

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第5話で五月女恵(江口のりこ)が挑んだのは、ソロシティホテル。

意外と盲点だったという(本人談)シティホテルでのソロ活は記念日でもなく、ストレスもない「なんでもない日」に滞在することに意味があるという。
恵にしかわからない生き方かもしれないが、筆者も嫌いではない。
働く女性にはむしろ必要な感覚かもしれない。

シティホテルに到着すると出迎えてくれたスタッフ役は、トリンドル玲奈だ。
トリンドルのスタッフ役も非常に自然ですっと入ってくる。

ウエルカムドリンクで出迎えを受けた恵は、まずは一息つく。
シティホテルといってもここは超有名な「ホテルニューオータニ」。
エグゼクティブな雰囲気に緊張した恵の表情が、視聴者の姿勢を自然と正しくさせる。

部屋に着くなり、ベッドにダイブした恵。
先ほどの表情から一変して「フカフカ~っ」と子どものようにはしゃぐ姿もカワイイ。
そして、女子のあるあると言えるシーツやタオルの触り心地、アメニティーのチェックも忘れない。

シティホテルでの豪華な食事やプール、散歩を満喫している恵は自然に笑みがこぼれる。
まるで江口の休日を覗き見しているような気持ちになる。

快適な時間を過ごし、すっかり気持ち良くなった恵はベッドで爆睡。
次の朝、ルームサービスのチャイムで飛び起きた表情が演技とは思えない。
江口という女優のすごさを見た瞬間だった。

ソロシティホテルの滞在によって、普段のなにげない食事や入浴、睡眠などの行動も一つひとつ丁寧に過ごすことが大切だと感じたようだ。

観終わった後にすぐに真似したくなるのがこのドラマの魅力だ。
金欠の著者にはいますぐは無理だが、いつか恵のようなエグゼクティブなソロ活を過ごしたいと思う。

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–{第6話ストーリー&レビュー}–

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー

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これまで大人数で食べるのが一般的だと思われてきた食事に1人で挑み楽しんできた五月女恵(江口のりこ)。今回は、難攻不落の壁・中国料理に挑戦するべくホテル雅叙園東京を訪れる。豪華な彩色彫刻や天井画に感動しながら恵が最初に向かったのは、有形文化財に指定されている百段階段。しかし、実際には99段しかない段数に恵は疑問を持つ。そして、想像以上に圧迫感のある店構えに恐縮しながら、恵の長年の夢である“北京ダックをお腹いっぱい食べる”を叶えるべく回転テーブルで心行くまで食べ尽くす!

第6話のレビュー

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新型コロナウイルスの流行により、以前よりソロ活がしやすい時代になった。

ソロ活女子の五月女恵(江口のりこ)もこれまで焼肉、鮨、アフタヌーンティー、お好み焼き、フレンチのフルコースを堪能してきた。

しかし、恵にとって中国料理のソロ活には高い壁を感じていたよう。
中国料理といえば、大皿料理を大勢で囲み、わいわいと食するのが定番だ。
それを1人で…回転テーブルを回しながら食べるというのが今回のミッション。

しかも、つねに「本物」にこだわる恵は、中途半端な中華料理店で回転テーブルを回したいわけではない。
歴史がある上に、味も最高の店でないとならない。

今回は恵には珍しく職場の同僚にSOSを出し、都内にある最も古い回転テーブルがあるお店を紹介してもらった。

メニューを見ながら何を注文しようか迷う恵に店員(信太昌之)が声をかけてきた。

同ドラマは恵と店員さんやスタッフとのトークも大事なシーンだ。
ソロが好きだからといって誰とも話したくない、というわけではない。

お店の方とのコミュニケーションも大事にしているところが恵のソロ活の素敵なところだ。

北京ダックをお腹いっぱい食べることが夢だった恵は、北京ダックを真っ先に注文。
さらに、海老チリ、小籠包、五目おこげも頼んだ。

深夜の1時に最高級の中国料理を食するシーンは拷問に近いぞ。

とはいえ、口いっぱいに高級中華料理を「美味しい」、「美味しい」と言って食べる江口のりこの顔を見ていると、こちらも幸せな気持ちになる。

自分が選んだ店で自分の好きなものを注文し、誰に気を遣うこともなくゆっくり食事ができるソロ活。
なんて贅沢な時間だろうか。

店員さんの配慮で別室にある日本最古の回転テーブルを見せてもらうことに。
その歴史を聞きながら、子どものように無邪気な表情で回転テーブルを回す恵。

今回のソロ活も大満足だったようだ。

翌日―。
職場では、恵の周りには昨日のソロ中国料理の話を聞くために同僚が集まっていた。
ソロ中国料理のことみんなに話す恵を見て上司の彩子(小林きな子)と、同僚の洋平(渋谷謙人)は恵の変化に驚く。

ソロ活は人の心も育むというのか……。

次回はソロ温泉。

すでに挑戦済みかと思っていたが、意外にも未挑戦だった温泉ソロ活。

次週も温泉に向き合う恵に、付き合わせていただこう。

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–{第7話ストーリー&レビュー}–

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

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五月女恵(江口のりこ)は、興味があったがなかなか実現できずにいたソロ温泉を体験するべく、伊豆にある海抜0メートルの波打ち際に作られた露天・黒根岩風呂を訪れる。目の前に広がる絶景に感動しながら温泉を満喫していると、日常を忘れるために来たという若い女性2人組と出会う。その後、次なる目的地・箱根で事前に予約していた貸し切り温泉へ。そこで恵は伊豆で見かけた2人組が予約でいっぱいで入れないと落ち込む所に出くわし…。

第7話のレビュー

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深夜の放送だが、すっかり著者の癒しの時間になっているドラマ「ソロ活女子のススメ2」。
シーズン1のオープニング曲Sano ibukiの「Genius」もよかったが、シーズン2のDay and Nightの「my story」も聞くとテンションが上がる。
大塚明夫氏のナレーションも最高だし、このドラマはとにかく安心感がある。
五月女恵(江口のりこ)と青木遥(佐々木春香)のお決まりのオープニングトークもクスっと笑えて面白い。

今回、恵が挑戦したのは「ソロ温泉」。
これまでさまざまなソロ活を楽しんできた恵だが、ソロ温泉がまだだったことに驚く。

ソロ温泉といっても恵が挑戦したのは町が経営しているかのような、伊豆にある質素な露天温泉。
しかしそこは、まるで大海原の一部になったかのような野性味ある露天温泉だった。

今回もソロで楽しんでいるところに女子2人組が加わる。
その女子たちの会話と、波音をBGMにソロ温泉を楽しんだ。

伊豆から箱根に移動した恵はこの日もソロ活をはしごだ。
すると、伊豆の温泉で一緒だった女子たちにばったり再会。
(とはいえ、あちらは恵が伊豆の温泉にもいたことに気づいていない様子)

予約をしていた箱根のソロ温泉(貸切)を楽しもうとしていた恵だが、その女子たちが予約をしていないことに気付くと「一緒に入る?」と声をかけた。
一見冷たそうだけれど、実は人情味のある恵。
ソロで活動しているものの、出会いを大切にしているところも素敵だ。

今回も満足のいくソロ活ができた恵は実り多き時間を過ごした。
身も心も豊かになっていく恵を見ていると、こちらもじんわり幸せな気持ちになる。

残すところあと数話。
恵が最終話までどのようなソロ活にチャレンジするのか、そして職場の人たちとの付き合い方の変化にも注目だ。

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–{第8話ストーリー&レビュー}–

第8話ストーリー&レビュー

第8話のストーリー


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有給休暇を取得しカヤックを楽しめる公園へとやってきた五月女恵(江口のりこ)。実は、数日前から漕ぎ方を学び実際に何度か練習するなど入念な準備期間を経て今日を迎えた恵は、インストラクター(水谷隼)のお墨付きをもらい、ついにソロカヤックデビューを果たす!景色を堪能しながらスカイツリーを目指し進んでいくと、カヤックコースの目玉の1つ、扇橋閘門の姿が…!その仕組みと圧巻の光景に恵は驚愕する。そして、カヤックでスカイツリーの下まで到着した恵は、実際にスカイツリーの展望デッキへ行ってみることに!

第8話のレビュー

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4月から放送されていた江口のりこ主演の「ソロ活女子のススメ2」が最終回を迎えた。

朝井麻由美の人気のエッセイ本「ソロ活女子のススメ」(大和書房刊)を原案に、主人公の五月女恵が“ソロ活”を楽しむという内容。

ファン待望のシーズン2が終了した直後はSNSを中心に

「終わってしまった…深夜に癒されて元気を貰えるドラマだったから残念」

「まだまだ五月女さんを観ていたかった。是非ともパート3をお願いしたい!」

「最終回、感動したよ。また五月女さんに会えますように」

と、同ドラマファンは、早くも続編を希望している。

シーズン2、ラストのソロ活はカヤック。

すでに練習を積んでいた恵はこの日、ソロでデビューを果たすことに。
都内のとある場所に来ると、そこにはインストラクターが待機していた。

よくよくその顔を見ると、なんと卓球の水谷選手だ。
役者デビューをされていてびっくり。
江口のりこを目の前に緊張している様子がこちらにも伝わるが、初々しい姿に思わず応援したくなる。

いよいよカヤックに乗って小名木川(江東区)から出発した恵。
都内に住んでいる筆者もこのような体験ができるとは知らなかった。
恵はオールを漕ぎながら、ガイドのように視聴者に向かってさまざまな知識を披露。
川面から見上げる東京はいつもと違う顔を見せてくれるようだ。
恵の表情を見ていればわかる。

順調に前に進んでいくと、1人でベンチに座る中学生くらいの女の子が恵を見ている。
そして、「友だちいないの?」と話しかけてきた。
あまりにもストレートな言葉に一瞬戸惑った恵だったが、すぐに「友だちってなに?」と逆質問。
そして、「仲間はいるよ。1人だから友だちがいない、不幸ではない」と女の子を諭した。

どこか寂しそうな女の子。
もしかしたらその女の子は学生時代の恵の姿だったのかもしれないと考えさせられる。

後半は、開業10年になったスカイツリーの展望台に昇ることに。

エレベーターのシーンではドラマ「先生のおとりよせ」に出演しているドSで不愛想な作家、榎村遥華(向井理)も登場。
垣根を超えて、ドラマ同士のコラボレーション!
こういう遊び心を持っているテレビ局、最高だ。

ラストシーン。
これからのソロ活のことを考えながら思い出し笑いをする恵。

それに気付いた上司の彩子(小林きな子)。
カヤックに挑戦したことを話すと彩子に「いいな~」とうらやましがられ、おもわず「行きます?一緒に」と恵から誘う展開に。
これに驚いたのは彩子だけではなかった。
同僚の石岡(渋谷謙人)と遥(佐々木春香)も大騒ぎ。
そして、最後は全員で食事にいくことに。

ハッピーエンドでシーズン2も幕を閉じた。

これからの世の中、恵のようにソロで行動することがさらに当たり前となり、いつか「ソロ活」という言葉が消滅するかもしれない。
ソロ活は逆に見知らぬ人と話す機会が多いため、コミュニケーション能力や雑談力が身に付く。
仲間と過ごす時間もいいが、ソロもいいなとしみじみと感じさせてくれた同ドラマには感謝。

まだまだソロ活でやりたいことがあるという恵。
ソロ映画、ソロ釣り、ソロ野球観戦、ソロ花火、ソロバスツアー、ソロ美術館などはいかがでしょうか?

筆者も視聴者と同様にシーズン3を強く強く熱望する。

恵にまた会える日まで、楽しみに待つとしよう。

(文:シネマズ編集部)

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–{「ソロ活女子のススメ2」作品情報}–

「ソロ活女子のススメ2」作品情報