安室透の魅力とは？3つの顔に惹かれる“8つ”のポイント

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『名探偵コナンハロウィンの花嫁』のメインキャラクターの1人として登場する降谷零。「探偵（安室透）／黒ずくめの組織（バーボン）／公安（降谷零）」のトリプルフェイスを持つ男。

多くの人を幾度も惹きつけ、夢中にさせる彼の魅力はどこにあるのか。筆者を含め、多くの人を魅了する彼の魅力を語っていきます。

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1：圧倒的なイケメンフェイス
2：目が離せないドライビングテクニック
3：バーボンとしての“ミステリアスさ”
4：欠点が見つからない“完璧さ”
5：垣間見える“不器用さ”
6：安室透としての“優しさ”
7：公安警察・降谷零としての“信念”
8：警察学校組との“絆”
3つの顔をもつ彼から今後も目が離せない
『名探偵コナンハロウィンの花嫁』作品情報

1：圧倒的なイケメンフェイス

原作でも屈指のイケメンキャラクターである安室透は、見た目が圧倒的にかっこよくてずるい。金髪で色黒、日本人離れした見た目とスタイル。様々な表情を魅せる彼からとにかく目が離せません。

さらに声優の古谷徹さんのイケメンボイスが加わることで、彼の声にも魅せられます。子供っぽいところも、大人っぽくてセクシーさを兼ね備えているところも魅力的です。

『名探偵コナンハロウィンの花嫁』では華麗なアクションだけではなく、エロカッコいい表情とセクシーボイスを惜しげもなく披露しています。

安室の女（降谷の女）はまだまだ増えそうです。恐ろしい男、降谷零……私もさらに彼に堕ちました。

『名探偵コナンハロウィンの花嫁』で犯人を追い詰めた際に言ったこのセリフは特に印象に残っています。

「今度こそ君を逃さないよ」

また、声優の古谷徹さんが本作でセクシーに言ったというセリフがあるそうです。全部ではないだろうか……。『ハロウィンの花嫁』では大人の降谷零の魅力が大爆発していました。

2：目が離せないドライビングテクニック

筆者が降谷零というキャラクターに堕ちたのは、『名探偵コナンゼロの執行人』です。

以前から安室透というキャラクターがいることは知っていました。しかし、しばらく原作から離れていたこともあり、黒ずくめの組織の1人という印象しかありませんでした。

『名探偵コナン純黒の悪夢』を観た時は、観覧車の上で喧嘩しているヤバい人ぐらいにしか思わず、『ゼロの執行人』冒頭のコナン君の説明でようやく彼がどういう立ち位置のキャラクターなのかを把握しました。

彼に堕ちた理由の1つに、超絶ドライビングテクニックが挙げられます。彼のドライビングシーンを何度も大画面で堪能したくて映画館に通い詰めた結果、鑑賞回数が凄まじいことに……（31回）。

警察学校編では萩原研二が壮絶なドライビングテクニックを披露し、降谷零が乗っている愛車と同じ車に乗っていました。今は降谷零が超絶の運転技を魅せ、萩原研二が好きだった車に乗っているということも胸熱のような、切ないような複雑な気持ちになります。

–{3：バーボンとしての“ミステリアスさ”}–

3：バーボンとしての“ミステリアスさ”

降谷零は黒ずくめの組織の内情を探るため、コードネーム“バーボン”として潜入しています。バーボンを演じている時の彼の表情はミステリアスで、悪い男の顔を見せます。

彼の真の姿は公安警察でありコナン君の強い味方ですが、正体が分からなかった頃は掴みどころがなく、得体がしれない男というイメージでした。

味方だと判明してからも、時折見せる顔は謎に満ち溢れていて、まだまだ彼には秘密が隠れているような気がします。

そして、バーボンとして組織の人間と話している時の謎めいた表情にも惹かれてしまうのです。特にベルモットと一緒にいる時のバーボンの悪い顔がたまりません。

安室透の優しい雰囲気や降谷零のエロかっこいい表情とは異なる、セクシーさがあります。

4：欠点が見つからない“完璧さ”

スキルやポテンシャルが高すぎて、もはや感想に困ってしまうくらいです。「なんでもできてしまう完璧な人、スーパーヒーローのような人」、それが降谷零という男です。

料理の腕もプロ並み、ボクシングの格闘技術もあり、運転技術はもはや神レベル。観覧車の上で喧嘩をしたり、モノレール上を車で走行したり……。さらに知識量も豊富です。

今でも完璧ですが、彼のスキルはさらに増えそうです。「100の顔を演じ分けてみせる」というのも過言ではないでしょう。

『ハロウィンの花嫁』では流暢なロシア語を披露し、ヘリの運転技術もあることが判明しました。そんな彼に、「僕以上に怖い男がいる」と言わしめた赤井秀一とコナン君はやはりすごい。

5：垣間見える“不器用さ”

完璧すぎて、非の打ち所がない……とはいえ、どんなに完璧な人間にも弱点はあります。
完璧を体現する降谷零の唯一の弱点は、やはり赤井秀一です。

いつもは冷静沈着な彼でも、赤井秀一が絡んだ途端に冷静さが失われて感情的になります。とはいえ、そんな一面が人間らしくて、個人的に好きなところでもあります。

赤井秀一への執着は、FBIであるジョディやキャメルに「出ていってくれませんかねぇ……僕の日本から」と言い放つほど。

普段は物腰が柔らかい態度をみせますが、敵意を剥き出しにした時にみせる人を馬鹿にしたような態度や子供の喧嘩かと思うほどムキになって相手に突っかかる少し大人気ない部分も、最近は微笑ましく思えます。

また赤井秀一に憎しみ、彼が時折見せる切ない表情も忘れられません。殉職した4人のことを思う、少し危なげな瞬間もファンを惹きつける要素でしょう。

–{6：安室透としての“優しさ”}–

6：安室透としての“優しさ”

喫茶店ポアロで安室透としてバイトをしている時には、いつも優しい表情を見せます。

女子高生からの人気も高く、梓さんには炎上を心配されるほど。特に「ゼロの日常」で描かれる彼の日々は、気遣いの天才だと思わせる場面ばかりで、彼にはもう頭が上がりません。

また気遣いを人には悟らせず、サラッとこなしてしまう彼の紳士的な部分もまたかっこいい。

7：公安警察・降谷零としての“信念”

いくつもの顔を使い分ける彼の中でも、個人的にもっともカッコ良い姿は降谷零だと思っています。

安室透、バーボンもカッコ良いのですが、正義のために孤高に戦い続ける公安警察・降谷零の背中はやはりカッコ良い。

「僕の恋人は……この国さ」とまで言った彼なので、揺らぐことのない信念のもと、戦い続けるのでしょう。この愛国心はいつ頃芽生えたのかも気になります。

また“安室透”の時には見せない、部下である風見刑事に見せる厳しい上司の顔もドキドキしてしまいます。

8：警察学校組との“絆”

警察学校同期4人との絆も、降谷零を語るうえでは外せません。

警察学校編で描かれる降谷零は本当に無邪気な笑顔を見せます。仲間と本気の殴り合いをしたり、涙をみせて笑っていたり……。偽りの笑顔ではなく、本気の笑顔をみせます。

大切な仲間が死んでしまい、1人で戦い続ける彼はカッコ良いのですが、「どうか生きていてほしい、孤独になろうとしないでほしい」という思いを抱かずにはいられません。

そして今を生きている降谷零に、同期の類まれなる才能や想いが全て受け継がれているというのも尊いのです。

松田陣平からはボクシングの技術や爆弾解体の技術を受け継ぎ、萩原研二からは運転技術や卓越したコミュニケーション技術やモテる技術も。親友の諸伏景光からは料理技術、伊達班長からは正義感を受け継いでいます。

特に『ハロウィンの花嫁』では、警察学校組の想いが降谷零に引き継がれて未来に繋がっている様子が描かれているので見逃せません。

3つの顔をもつ彼から今後も目が離せない

“安室透”というキャラクターにはまだまだ謎がありそうです。

彼はコナン君の味方ではあると思いますが、公安としての立場や組織に属していることを考えると、お互いにまだ探り合っている状況だと言えます。

そのため、今後コナン君と降谷零の関係性がどのように変化していくのかも気になります。劇場版で見せた2人の共闘を今後も見てみたいです。

（文：前野真岐）

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–{『名探偵コナンハロウィンの花嫁』作品情報}–

『名探偵コナンハロウィンの花嫁』作品情報

ストーリー
佐藤刑事と高木刑事の結婚式で乱入した暴漢から佐藤刑事を守ろうとした高木刑事。高木は無事だったが、事態をきっかけに佐藤の瞳には、3年前に松田刑事が殉職した際に見えた死神のイメージが高木と重なって見えていた。

時を同じくして、3年前の事件の犯人が脱獄した。公安警察の降谷零が犯人を追い詰めたものの、謎の仮想人物に首輪爆弾をつけられてしまう……。

予告編

基本情報
声の出演：高山みなみ／山崎和佳奈／小山力也／古谷徹／高木渉／湯屋敦子／白石麻衣　ほか

監督：満仲勧

公開日：2022年4月15日（金）

製作国：日本