高畑充希主演、井浦新、北村匠海共演の新ドラマ「にじいろカルテ」。
秘密を抱えた内科医・真空(高畑充希)が山奥にある虹ノ村の診療所で、命と向き合いながら成長していく姿を描くヒューマンドラマ。
東京から虹ノ村にやって来た真空は、ヘンテコな外科医と看護師の男性二人と共同生活を送りながら、診療所で新生活をスタートさせる物語で第1話は好意的感想が大半を占めた。脚本を手掛ける岡田惠和は、医療ドラマに初挑戦する。
「にじいろカルテ」の物語
鬱蒼とした森を抜け、怪しげなバスに乗り、山奥にぽつんと佇む虹ノ村診療所にやってきた、1人の医師・紅野真空(高畑充希)。
東京の大病院の救命救急の現場からやってきた彼女には“ある秘密”があったー。降り立った村のバス停で迎えを待っていると、まるで座敷童のような少女が真空に手招きをしていた。
導かれるように、村唯一の食堂「にじいろ商店」の中へ入ると、そこにはまるで妖怪のように個性豊かな虹ノ村の村人たちが大集合していて…?
やがて案内された診療所で、「本業は農家だ」と豪語するツナギにグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と、超絶優秀ながらすぐキレる若き前髪ぱっつん看護師の蒼山太陽(北村匠海)と、真空は一つ屋根の下で暮らすことになるのだが…?
もくじ
第1話あらすじ&感想
第1話あらすじ
鬱蒼とした森を抜け、怪しげなバスに乗り、山奥にぽつんと佇む虹ノ村診療所にやってきた、1人の医師・紅野真空(高畑充希)。東京の大病院の救命救急の現場からやってきた彼女には“ある秘密”があったー。
降り立った村のバス停で迎えを待っていると、まるで座敷童のような少女が真空に手招きをしていた。導かれるように、村唯一の食堂「にじいろ商店」の中へ入ると、そこにはまるで妖怪のように個性豊かな虹ノ村の村人たちが大集合していて…?
やがて案内された診療所で、「本業は農家だ」と豪語するツナギにグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と、超絶優秀ながらすぐキレる若き前髪ぱっつん看護師の蒼山太陽(北村匠海)と、真空は一つ屋根の下で暮らすことになるのだが…?
たとえ、望んでいた人生と違っても。
愛する人の顔を忘れてしまっても。
医者も、患者も、人間だからー。
人生、雨あり虹あり。
全然スーパーじゃないドクターたちが織り成す、笑って泣けるチーム医療成長譚が幕をあけるー!
–{第2話あらすじ&感想}–
第2話あらすじ&感想
第2話あらすじ
「わたし、嘘をついていましたー。」
ついに秘密を告白した内科医・真空(高畑充希)だが、“医者で患者、最強じゃん?”という
温かい言葉と共に、改めて、虹ノ村診療所での日々がスタートする。
翌朝、虹ノ村診療所には衝撃の大行列がズラリ!?待望の内科医の登場に、お年寄りたちは大はしゃぎ。孫についての悩みや、畑で獲れた冬瓜のプレゼントなど、診察に関係ないことまで、熱心にじっくり向き合い、寄り添う真空。往診先で出会った一人暮らしのおばあちゃん、佐和子(水野久美)からも、スマホを買ったが話す相手がいないと相談され「いつでも話し相手になる」と申し出てしまい、さっそくかかってきた電話にも丁寧に対応する始末。
期待に応えたい、と張り切る真空だが、その要領の悪さに、患者の待ち時間は増える一方…朔(井浦新)と太陽(北村匠海)の心配は募って行く。
連日の診療所の大行列に、真空自身の体調も密かに悪化してゆくが、仲間に頼ることができずにいる真空。そんなある日、ある患者の“優しい嘘”を見逃してしまう…!
まさかの診断ミス、救えるはずの命が危機に…!?
人の絆を大切にしたいだけ。なのに仲間を想う心はすれ違う――。
果たして、3人は消えゆく命を救い、チームになることができるのか…?
第2話感想
今クールドラマは、主人公が入れ替わったり、過去にタイムスリップしたり、まさかのゾンンビ出現と目まぐるしい展開のドラマが多いなか、「にじいろカルテ」は、脚本家の岡田惠和が紡ぐヒューマンドラマだ。
「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 」でおなじみのテレビ朝日の医療系ドラマとしても注目が集まっている。
とはいえ、こちらは「私、失敗しないので」とは真逆の「すみません、すみません」と謝ってばかりの女医、紅野真空(高畑充希)が主人公。
第一回の放送では、大病院で忙しく働いていた真空に病が見つかり、働く場を失うところからスタートした。ひょんなことから虹ノ村役場の職員、霧ケ谷桂(光石研)と出会い、虹ノ村診療所で内科医として新生活をスタートさせるといった内容であった。
自分の病に怯えながらも、村人からの大歓迎を受け、虹ノ村で働くことを決めた真空はきっと最終話ギリギリまで病気のことは伏せるんだろうなと思っていた。
ところが、ところがである。
第一話終了間近で「私、嘘をついていました。ごめんなさい」とあっさり病を抱えていることを村人たちに涙ながらに告白。このまさかの展開には少々、面食らってしまった。
同僚の外科医、浅黄朔(井浦新)の「医者で患者、最強じゃん」のファインプレー発言に村人も「そうだ、そうだ」とばかりに医者の真空を励まし、村人認定。
初回、第二話と見終えて思ったことは、「こんな村なら住んでみたい」だ。
また、脇を固める村人がとにかく陽気で屈託がない。
水野美紀が演じる、世話好きな村役場の職員、緑川嵐や、その義父の緑川日出夫に泉谷しげる。にじいろ商店街の看板娘役には安達祐実、その夫は眞島秀和が演じる。
しかし、個人的には泉谷しげるの顔を村人のなかに見つけたときには違和感が走った。
と、同時に「Dr.コトーかよっ」と一人ツッコミ。なぜ、今回も似たような医療系ヒューマンドラマの村人に泉谷をキャスティングしたのか?
私のようなドラマオタクであれば違和感を覚えたかと思う。
しかし、これまで放送されてきた医療系ドラマと今回の「にじいろカルテ」、なにが違うのかを検証しながら視聴するのも楽しいかもしれない。
(村人に歓迎されるまで時間のかかったコトー先生に対して、はじめから大人気の真空先生など)
これぞまさにヒューマンドラマと言わんばかりに回を重ねるごとに虹ノ村の住人が抱える悩みが一つずつ浮きぼりにされていく—。
その問題に真空はどのように対応していくのか?
はたして真空の抱える病はどうなるのか?
涙あり、笑いありのヒューマンドラマ。最終話まで家族で楽しみたいと思う。
–{第3話あらすじ&感想}–
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
「私は誰なんでしょうか――?」
ある日突然、虹ノ村診療所に、いつもと様子が違う雪乃(安達祐実)が駆け込んでくる。真空(高畑充希)のことも、自分自身のことも、“なにもわからない”という雪乃に、衝撃を受ける真空。
朔(井浦新)から、雪乃は3年前から“認知症”を抱え、何度もこんな日々を繰り返しながら生きていると告げられ、動揺を隠しきれない真空。雪乃を探して診療所に駆け込んできた、夫の晴信(眞島秀和)のことも、雪乃は誰だかわからない。
“治らない病”に対してどう向き合えばよいのか、立ち尽くす真空だが、なぜか朔と太陽(北村匠海)は落ち着いた様子で…?
そんな中、ハイテンションで登場したのは雪乃の幼馴染である嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)。2人は、そのまま真空と雪乃を連れて“ある場所”へと誘ってゆき…?
憧れていた人生がある。だけど、どうしようもない現実も、誰にでもある。
大人だから、医者だから、諦めようとがんばっても、つらいものはつらい。
それでも生きていく。
次々に明かされる、嵐や氷月の過去。
真空自身も、自らが隠していた“現実”と向き合うことに――。
一方、無言のまま、雪乃たちを見送った晴信は、朔や太陽、そして霧ケ谷(光石研)と共に“想い出のカツサンド”を作り始め…。
果たして、すべてを忘れてしまった雪乃の運命は…?
たとえ君が忘れても、僕が全部覚えてるから――。
第3話感想
ほっこり癒され村(勝手に命名)こと、虹ノ村で病気と向き合いながらも村で唯一の内科医として勤務する真空(高畑充希)。
そんなある日、「私は誰なんでしょうか?」と、にじいろ商店の雪乃(安達祐実)が診療所に訪れた。聞けば雪乃は3年前から認知症を患っているという。
第3話は、雪乃にスポットをあてつつも、村の女性たちが抱える悩みに真空が直面。真空と同様、視聴者にとっても涙の止まらないシーンの連続であった。
また、虹ノ村診療所の外科医、浅黄(井浦新)と、看護師の太陽(北村匠海)と真空のやり取りにもほっこりさせられる。不器用ながらに真空を気遣う男性陣。
今回は3人のやり取りのなかで井浦が「アンナチュラル」(TBS系)を彷彿とさせる「クソッ」というセリフを発したかと思うと、北村は「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)を真似てか「私、失敗しないので」というあの名言を吐き、視聴者を喜ばせた。
さて、話を戻そう……。
もはや「言わずとしれたこと」ではあるが、今作の安達祐実の演技が素晴らしい。
どうしてこんなにも役になり切り、視聴者を引き付けることができるのか—。
そして、可愛いのにキレイってどういうこと?
子役から活躍している女優さんはイメージから脱するのに苦労をするとはよく聞くものの、今やその問題はとっくにクリア。視聴者は“大人の”安達祐実にすっかり魅了されているようだ。
実際に視聴者の声を少しひろってみると
「今さらだけど、安達祐実って凄い女優だなぁって思う」
「どんな役を演じても引き込まれてしまう。安達祐実っていったい何者?」
「完全に『家なき子』のイメージを脱している。さすがとしか言いようがない演技」
などと絶賛であった。
そして、今作の主役である高畑充希の演技にも心を奪われる。
雪乃が幼なじみの嵐(水野美紀)と氷月(西田尚美)と真空の4人それぞれの悩みを涙ながらに打ち明けるシーンでは、真空も自分が抱える悩みを3人に告白。高畑のあまりにもリアルな演技に涙を流した人も多いだろう。
3話の目玉ともいえる4人の女優の熱演から改めて脚本家、岡田惠和は人間の描き方が上手いなとしみじみ感じた。
切ないけれど一生懸命生きる虹ノ村の人たち。
「みんな、幸せになって!」と叫びたい気分のまま、来週の第4話を待つとしよう。
–{第4話あらすじ&感想}–
第4話あらすじ&感想
第4話あらすじ
朝から畑に佇み、空を見上げる朔(井浦新)。いつもと違うその様子が少し気になる真空(高畑充希)。
一方、太陽(北村匠海)は朝から“お尻”にある大問題を抱えていた。誰にも相談できず、悶絶しながら悩んでいたところ、次々に霧ケ谷(光石研)と氷月(西田尚美)や嵐(水野美紀)ら村人たちが押し寄せ、虹ノ村診療所は大騒ぎ。
そんな中、一本の電話が鳴る。隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生――多くのけが人が出ている中で治療の優先順位を決めるトリアージをしてほしいとの要請が。急いで現場に向かうことになった真空、太陽、朔だが、その様子を見て霧ケ谷は朔に「大丈夫…?」と声をかける。笑顔で応える朔だが、心配そうな霧ケ谷の様子に、何か知っているようだと悟る真空だが…。
緊張感ただよう中、土砂崩れの現場に入った3人。年長者の朔の指示のもと、命を救うために奔走する。そんな混乱の中、ある患者の「大丈夫です」という言葉に、思わず朔は「それはあなたが決めることじゃない!」と激昂する。
――彼の脳裏には妻・沙織(佐々木希)の姿が思い出され…。
明かされる過去。試される絆。
人はいつ、いきなり会えなくなるかわからないから。
第4話感想
虹ノ村の唯一の外科医、浅黄朔(井浦新)の回想シーンから始まった第4話。
天真爛漫な朔がいったいどんな過去を背負っているのか初回から気になっていたので、回想シーンからのスタートには少々テンションが上がった。
妻の沙織(佐々木希)が畑で作った野菜を、笑顔で頬張る朔の姿は幸せそのものといった感じ。しかし、その沙織はもういない。数年前の爆破事件で亡くなっていたのだった。
医師として向かった現場で怪我を負った沙織に偶然、出会った朔。沙織の様子から「黄色」のトリアージ(処置までに数時間の余裕がある)を付けたものの、その沙織は朔が犯人の処置をしている間に亡くなってしまった。犯人は命を取り留め、最愛の妻は亡くなったという現実―。行き場のない感情を押し殺したまま、沙織が朔のために買ったサングラスをかけて肩を落とす姿は、観ているこちらも本当に辛かった。
今回、井浦が演じる朔という役と比較しがちなのは「アンナチュラル」(TBS系)で演じた法医解剖医、中堂系という役だ。結婚間近の彼女を何者かに殺されてしまった中堂。その彼女を自分が解剖するという難役を演じた。
悲しみを背負いながらも、歯を食いしばりながら懸命に生きる男を演じさせたら井浦の右に出る者はいないように思う。だからこそ、朔という役に井浦が抜擢されたことは納得ができる。
そんな朔の悲しい過去をまったく知らない真空(高畑充希)と太陽(北村匠海)。ある日、虹ノ村の隣村のキャンプ場での土砂崩れが発生する。
「そばにいてくれ。不安なんだ、一人じゃ……」
いつもふざけた言動で真空と太陽を笑わせたり、怒らせたりする朔の口から出たこの言葉に、はっとした2人。普段は見せない朔の思いつめた表情が気になりながらも、負傷者の手当を行ったのだった。
第4話は朔の悲しい過去に触れただけではなく、このドラマならではのクスっと笑えるエピソードも満載であった。
虹ノ村の人たちと参加した青年団の活動で、ブヨに刺された太陽。刺された箇所が“お尻”だったために真空と朔に言い出せずにいた。痒みと戦いながらも悶絶する太陽の姿が、第3話のパジャマ姿に引き続き「かわいい」とSNSで多くの人が反応していた。
微笑ましいエピソードとシリアスな場面、さらにそれぞれの人間模様を見せてくれる「にじいろカルテ」。
見れば見るほど虹ノ村ファンと化し、「こんな村なら住みたい」とつぶやく人が続出するのも無理はない。
時には喧嘩もする3人だけれど、支え合いながらお互いを思いやるシーンは胸を打つ。結局、今回も朔の過去を無理に聞き出さない真空と太陽の行動にはジーンときた。
第5話は、太陽がメインの回となることが予告から予想される。
人組バンド・DISH//のボーカルとしても話題の北村匠海。
次週はファンにはたまらない回となるだろう。
–{第5話あらすじ&感想}–
第5話あらすじ&感想
第5話あらすじ
虹ノ村に超人気バラエティ番組「ぽつんと診療所」がやってくる…!テレビ取材に張り切る村人たちだが、真空(高畑充希)は病のことや、この村にいることをまだ母親に伝えられていないとこぼす。そんな中、テレビクルーのカメラマンが足から血を流していることに、太陽(北村匠海)は気づき…?
一方、佐和子(水野久美)の家で朔(井浦新)の涙を見て以来、なにか辛い過去があるのだろう…と察しつつも、本人が言うまでなにも聞かないと決めた真空と太陽。
そんなある日、真空は、畑で作業をする朔を窓からじっと眺めながら何やら考える太陽を見かける。どこか寂しげな表情で「ちょっとうらやましいなぁ」と呟く太陽に、その意味を測りかねる真空で…。
その夜、太陽の様子がおかしいことを察した朔は、妻・沙織(佐々木希)との過去を、ゆっくりと話しはじめる。「仲間だから気を遣わせるのは嫌なんだ」と無理して笑う朔。しかし、その話を聞いた太陽は、なぜかさらに辛そうに顔をゆがめ、寒空の中、診療所を飛び出してゆく…。
数日後、ついに虹ノ村が取材された「ぽつんと診療所」の放送日。にじいろ商店にいつものメンバーで集い、酒盛りをしていると…いつの間にか泥酔した太陽が、突如ブチ切れ始め…。
「あんたらには、わかんねえんだよ…!」
彼女は医者で患者。彼は辛い過去を生きる男。
――じゃあ、僕はなに?
果たして太陽の流した涙の理由とは…?
第5話感想
真っすぐに切り揃えられた前髪、人より半歩下がる控えめな性格、はにかんだ笑顔がかわいい蒼山太陽(北村匠海)。
第5話は虹ノ村唯一の看護師、太陽にスポットライトが当たった。
そして、今回は「にじいろカルテ」特有の”癒し”や”泣ける”ストーリー展開はなく「大爆笑」「オチ最高」の回だった。
第5話のタイトル「俺以外みんな死ね!? ぱっつん看護師、涙の絶叫告白」の意味も最後にしっかり回収されており、ますますこのドラマが好きになった。
※以下ネタバレありです。
ある日、真空(高畑充希)たちが暮らす虹ノ村に「ぽつんと診療所」(どこかで聞いたことのあるタイトル!!)の撮影が入った。大騒ぎする村人たちをよそに、いつも冷静な太陽は、足を怪我したカメラマンの存在に気が付く。「よく気づいたな、たいしたもんだ」と労う外科医、朔(井浦新)の言葉にも太陽は「たまたま目に入っただけです、たいしたことじゃないです」と返答。常に周りに目を配る優しい太陽ならではのエピソードにほっこりした。
悲しい過去を持つ、朔。
病を抱えながら懸命に生きる、真空。
それに比べて「自分はなにもない、普通」と表現する太陽。
ドラマチックな人生を送る仲間や村人に比べて「なにもない自分」にモヤモヤとした感情を抱える太陽だったが、あの日、声をかけたカメラマンから「あなたは命の恩人だ」と書かれた手紙と高級シャンパンが届いた。そのシャンパンを村人と一緒に飲んだ太陽だったが、泥酔の末に「俺はね、優秀なの。正しいの。偉いの。でもね、それだけ。普通なのよ。個性がないのよ。つまんないのよ。俺だけ何もないんだよ。どうせ、あんたらにはわかんねーよ」と暴言を吐きそのままダウン。
自分の悩みを吐き出した太陽を、仲間や村の人たちはますます太陽のことが好きになった……というオチで終わるのかとおもいきや、最後の最後は大爆笑の展開に。
「虹色放送局」(村の放送局)でDJを頼まれた太陽。
なにを話したらいいのかわからないという前置きの後に、高校生のときに作った曲「おれいがい」を流すと発言。すると、ゴリゴリのヘビメタ調のイントロが村中に流れ……。
『俺以外みんな死ね、俺以外みんなクズ、命乞いしてみんな死ね、面倒くさいからみんなデーース、デスデスデスデスデス……』
という衝撃の歌が流れた。
これに村人は、唖然。真空だけが「どこが普通なんだよ」と言いながらクスッと笑うというストーリーだった。
インパクト大の歌に笑わせてもらったものの”普通”とはなにかを考えさせられた第5話。
太陽の葛藤が、手に取るようにわかる視聴者もいたのではないだろうか。
すぐ隣にいる人の人生がドラマチックに見えることもあるかもしれないが、その人もまた、あなたのことをドラマチックな人生だと思っているかもしれない。
“普通の人生”を送っている人なんてこの世にはいないんだよ、ということを教えてもらった気がする。
とはいえ、今回のクライマックスは強烈だった。
医療ドラマなのに「death(死)」を連発。しかも「俺以外みんな死ね」ってす、すごい、すごすぎる。
それでも視聴者に不快感を与えないのがこのドラマの不思議なところだ。
ドラマも折り返しを過ぎ、真空の病状が気になってくる。
予告では具合の悪そうな真空の姿が……。
最終回まで一話一話、大切に観ようと思う。
–{第6話あらすじ&感想}–
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
ひとり、部屋でカレンダーを眺める真空(高畑充希)、もうすぐ母親の誕生日だ。いい加減、自分の病のこと、そして虹ノ村で暮らしていることを伝えなければ…と思うが、何度もメールを打っては消し、打っては消しを繰り返してしまう。
そんなある日、雪乃(安達祐実)の記憶を確認する定期診察の日がやってくる。自分の年齢、簡単な引き算、野菜の名前などの記憶テストを行うも難なく答える雪乃だったが、ふと「こんな簡単な質問が、答えられなくなる日がくるのかな…」と不安な表情を見せる。
そこへ突然、泥だらけの日向(中野翠咲)が飛び込んでくる!息絶え絶えに「お母ちゃんとじいちゃんが…」と告げる日向。真空、太陽(北村匠海)、朔(井浦新)は慌てて診療所を飛び出し緑川家に向かうが、そこで嵐(水野美紀)・日出夫(泉谷しげる)が倒れているのを発見し…?
一方、日向を預かって欲しいと頼まれた氷月(西田尚美)は大喜びするが、その様子を見た霧ケ谷(光石研)は少し複雑な表情を浮かべ…。
そんなある日、診療を終えた真空が突如、倒れてしまう――!?
離れて暮らす、娘から母親へ。
一つ屋根の下で暮らす、義理の父親から、義理の娘へ。
―――いま伝えたいことがある。
果たして真空は、お母さんに“真実”を伝えることができるのか…!
第6話感想
個人的に今クールドラマの中で推しの一つである「にじいろカルテ」だが、折り返しを過ぎたあたりからちょっと観るのが辛くなってきている。
それは、多発性筋炎を患っている内科医、紅野真空(高畑充希)の病状と、認知症の症状がすすんできている橙田雪乃(安達祐実)の様子が深刻化しているからだ。
とはいえ、病と闘う女性たちが常にストーリーの中心にいるのではなく、村人が抱える問題にも一つひとつ丁寧に扱っているところもこのドラマの魅力だ。
第6話は、体調を崩した真空に献身的に寄り添う、外科医の浅黄朔(井浦新)と、看護師の蒼山太陽(北村匠海)の優しさに感動するし、”じじーず”こと、緑川日出夫(泉谷しげる)、筑紫次郎(半海一晃)、白倉博(モト冬樹)の3人の掛け合いも最高に面白い。
中でも村役場の職員、霧ケ谷桂(光石研)とその妻、霧ケ谷氷月(西田尚美)の仲睦まじい姿には毎回、癒される。
今回は、そんな霧ケ谷夫妻が村役場の職員、緑川嵐(水野美紀)の一人娘を預かるシーンに注目をしてもらいたい。
子どものいない霧ケ谷夫婦。
体調を崩した嵐から娘の日向を一晩預かって欲しいと頼まれたときの西田尚美の演技にはぐっときた。
「ちゃんと預かれるだろうか」という不安な気持ちと、「一晩といえども母親の変わりを務めることができる」という嬉しさ。この両極で揺れる感情表現が素晴らしかった。
これまで多くのドラマでキーパーソンとなる役を演じてきた西田。
複雑な感情を抱える女性を演じるのがとても上手な女優さんだと改めて感じた。
また、その妻を複雑そうな表情で見つめる夫役の光石の演技も胸に響く。
このドラマの魅力は「こんな村人いるよな」と思わせる演者さん達の演技力につきる。
違和感がないからこそ、すっとドラマの世界に没頭することができる。
だから登場人物と同じところで涙が出てしまうのだ。
最近になって気づいたことだが、紅野真空、浅黄朔、蒼山太陽、緑川嵐、橙田雪乃、筑紫次郎、白倉博と、登場人物の名前に「色」が入っている点にも遊び心を感じている。
(登場人物の名前に「漢数字」、空や太陽、月など「天国と地獄~サイコな二人~」に類似する点も気になるが、これは偶然?)
高畑や安達など引き込む演技に定評のある女優さんに加え、バイプレーヤーたちの素晴らしい演技力で視聴者を魅了している同ドラマ。
次回は、認知症の症状がすすんでしまっている雪乃にスポットが当たるようだ。
真空や村人たちはどのようにして雪乃と関わっていくのだろうか。
これは大量のテッシュを消費してしまいそうな予感—。
–{第7話あらすじ&感想}–
第7話あらすじ&感想
第7話あらすじ
「あと、どれくらい?どれくらいしたら、私は何もわからなくなるの――?」
まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空(高畑充希)は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日…その事実に、不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換に「一緒に往診に行きませんか」と誘う。
朔(井浦新)、太陽(北村匠海)と共ににじいろ号に乗り込み、佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。実は虹ノ村には、古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼があったが、今ではウェディングドレスが人気で隣町の結婚式場で挙げることが多いのだと語る佐和子。雪乃もその1人だったというが、結婚式の記憶がない雪乃は顔を曇らせる。
そんな雪乃の心中を察した真空は、その夜、急遽にじいろ商店に村のみんなを召集。雪乃と晴信の結婚式を提案する。最初は戸惑う晴信だったが、愛する妻の願いを叶えたいと一念発起を決意する。
途絶えていた村の伝統行事の復活に、じじーず(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)や佐和子をはじめ、当人より村人たちが大張り切り。しかし雪乃は嬉しい気持ちの一方で、認知症の症状が進行していることに不安を抱き…。
タイムリミットはあと10日。
もうすぐ僕を忘れる妻に、何を残せるだろうか。
神様、あと少しだけ、時間をください――。
雪乃と晴信は、婚礼の日を迎えることができるのか…!?
ねえ、また好きになってくれる?
第7話感想
木曜21時の「にじいろカルテ」の時間が好きだ。
視聴者をワクワクさせるような派手な演出もミステリアスな要素もないが、そこには人の温かさや優しさが感じられる。まるで寒い日の夜に飲む、ホットミルクのような癒し要素がある。
人が人と支えあって生きていく素晴らしさを感じさせてくれる時間。
毎週、見終わった後、「明日も頑張ろう」と思わせてくれるドラマだ。
とはいえ、第7話は辛かった。
「あと、どれくらいで私、なにもわからなくなるの?」
認知症を患っている雪乃(安達祐実)の症状がかなり進んできている。
真空(高畑充希)の悲しそうな表情もまた、雪乃の症状を物語る。
そんな雪乃を助けようと外科医の朔(井浦新)と、看護師の太陽(北村匠海)と4人で往診に行くことを提案する真空。元小学校の教師の佐和子(水野久美)の家で、虹ノ村に古くから伝わる“虹ノ洞穴”の伝統的な婚礼の話を聞いた雪乃はちょっと興味を持ったようだった。
そこで真空は、村人の前で雪乃と夫の晴信(眞島秀和)の結婚式を提案したのだった。
このドラマの魅力の一つ、村人たちとの掛け合いは本当に観ている者の頬を緩める。
セリフなのか、アドリブなのか見分けがつかないほど、役者さんたちものびのびと演技をしている。
第7話でも結婚式にむけて準備をする村人たちの演技が最高だった。
村人一人ひとりの生き方に共感できるときもあれば、バカバカしすぎて笑ってしまうことも。
ここまで振り幅のあるドラマも珍しい。
そして、記憶があいまいになっていく安達の演技も「うまい」という言葉をはるかに飛び越え、感動すら覚える。
結婚式の当日にまったく記憶がなくなってしまい、声をあげて泣く雪乃。
なぜ、自分が婚礼衣装を着ているのかが理解できず、「なんですか、これ」という言葉が切なすぎた。
自分の記憶がどんどん曖昧になっていくことは辛い。
けれど、記憶がなくなる度に夫から愛の告白をされる「幸福に満ちた部分」も巧みに魅せてくれた。
第8話では、診療所の3人に亀裂が?
気になる真空の病状は?
私の「にじいろロス」が確実に近づいている……。
–{第8話あらすじ&感想}–
第8話あらすじ&感想
第8話あらすじ
夜中にトイレから出てきた太陽(北村匠海)。リビングから何やら声が聞こえ、そちらに向かおうとしたところ、なんと真空(高畑充希)と朔(井浦新)が恋仲であると発覚…!?あまりの衝撃に声を出すこともできず、思わず診療所を飛び出してしまう。
パジャマのまま、朝靄の山奥を1人歩き続ける太陽。2人のことを思い出しながら、自らの過去の嫌な記憶もよみがえり…。飲み物を買ってベンチに座った太陽は、何もかも忘れるべく、イヤホンで大音量の音楽を聴いているうちに、眠りに落ちてしまう。しばらくして目覚めると、ベンチの隣には、冷たくなり心肺停止になった見知らぬ男性が…!?
現場に駆け付ける真空と朔だが、応急処置も空しく死亡が確認される。連絡をもらった霧ケ谷(光石研)も立ち合い、診療所では警察が太陽の事情聴取など行い、亡くなった身元不明の男性が「自分の失踪した夫では…?」と勘繰る嵐(水野美紀)や、雪乃(安達祐実)と氷月(西田尚美)もやってくる。
一方、霧ケ谷は“身元不明の男”の腕にあった痣に、自らの過去を思い出し…?
そんな中、「自分がもう少し早く気づいていれば、彼を救えたのではないか」と自らを責め、ひとり涙する太陽。真空と朔にも自分が抱えるモヤモヤを伝えられず、虹ノ村の仲間への違和感も募って行き…。
少しずつ狂い始める3人の距離。
この関係が永遠に続くと思っていたのに――。
果たして、身元不明の“彼”は誰だったのか…?
第8話感想
最終回目前まで視聴率2桁キープと、今クールドラマの中でも好評の「にじいろカルテ」。
悪い人が一人もいない、見終わったあとの爽快さ、笑いあり涙ありと、人との触れ合いに飢えた時代にはぴったりなドラマといえる。
北村が演じる太陽は、村の診療所で働く看護師だ。
普段は大人しく、そして優しいけれどちょっとめんどくさいタイプ。
看護師という立場と自分の中に存在する卑屈な面に葛藤している青年を見事に演じている。
強烈キャラが多数出演している同ドラマだが、その中でもしっかりと存在感も発揮している。
(※以下ネタばれあり)
第8話は、太陽(北村匠海)の勘違いオンパレードに尽きたといえる。
真空(高畑充希)と朔(井浦新)が”デキてる”と勘違いしたり、村人から邪険に扱われているとすねたり、被害妄想が暴走。勘違いの上にさらなる勘違いをかぶせ、過去の苦い出来事とも勝手に重ねる。いら立ちを隠せない姿には、観ているこっちはクスっと笑ってしまう。
しかし、仲間や村人たちの行動には理由があった。
もうすぐ誕生日を迎える太陽のためにサプライズパーティーを企画していたからだった。
太陽が勘違いを爆発させたところで、真空の「病気が悪化して動けなくなったって絶対に離してやんないんだ、バカタレが」という言葉に自分も必要とされていたことに気付く太陽。
最後には仲間や村人の溢れんばかりの愛情に包まれ、一件落着!
同ドラマならでは……という展開が待っていた。
今話は、とにかく北村が涙を流す姿が美しかった。
これほどまでに美しく泣ける23歳はいるだろうかと感心すらしてしまう。
北村といえば、映画「君の膵臓を食べたい」や「十二人の死にたい子どもたち」、「サヨナラまでの30分」など、人付き合いが苦手でそして影のある役を多く演じてきている。
これまで難しい役を演じてきたからこそ、今回の太陽役は北村しかいないと言い切れる。
来週で最終回を迎える同ドラマ。
予告では真空が倒れるシーンが……。
真空、朔、太陽の仲がどうか永遠であるようにと願わずにはいられない。
–{第9話あらすじ&感想}–
第9話あらすじ&感想
虹ノ村に新たな住人がやってくる――。
無口で愛想がなく、謎に包まれた1人の男性・藤田(柄本時生)。張り切りまくりの霧ケ谷(光石研)は、一軒の空き家を案内するが…?
そんな中、虹ノ村の面々は、まもなく訪れる“のど自慢大会”の準備の話題で大盛り上がり。微笑ましく聞いていた真空(高畑充希)だが、嵐(水野美紀)から「真空ちゃんの分も申し込んでおいたよ」と突如言われて唖然。なんと真空、朔(井浦新)、太陽(北村匠海)の3人で虹ノ村診療所チームとして申し込み済みだという。有無を言わさず参加することが決定し、驚きつつも嬉しい真空。だが、時おり感じる手の痺れに、一抹の不安を感じ始め…。
そして翌日。診療所に、もがき苦しむ藤田がやってくる。霧ケ谷に抱えられ「足が痛い」とうめくものの、原因がわからず首をかしげる朔。そこへ更に、脚立から落ちた西川、何やら様子がおかしい佐和子(水野久美)、そしてついには骨折したらしいまじょたく(池田良)まで現われ、緊急手術が行われることに…!
突然嵐のように忙しくなった診療所で、真空、朔、太陽は見事なコンビネーションで次々に患者を救って行く。
「私たち、最強の3人だよね」
楽しくて、やりがいがあって、最高の仲間に恵まれて――。そんなある晩。3人が笑いながら食卓を囲んでいると、突然真空の表情が一変。そのまま床に倒れ込んでしまい……!
別れはいつも、突然訪れる――。
医者でも患者でも、どっちでもいいよ。
お願いだから僕らのそばにいて――?
果たして、真空の運命は…?
ありがとう、ずっと大好き――。
第9話感想
2020年の12月にすでにクランクアップを迎えている「にじいろカルテ」。
撮影終了後に主演の高畑充希が発した「死ぬほど楽しかった」という感情がそのまま視聴者にドストレートに届いたドラマだった。高畑、井浦新、北村匠海の3人の安定感のある演技を高畑演じる真空のセリフを借りて表現するならば、まさに「いい感じ」、「最強」。毎週見ていたい、そんなドラマであった。
※以下ネタバレあり
虹ノ村に一風変わった男、藤田がやってきた。村の空き家に住むことになったというがちょっと不思議な雰囲気だ。藤田を演じるのは柄本時生。虹ノ村にぴったりな存在感は、最終話だけの出演はちょっと勿体ない。
そんな中、虹ノ村の人たちは「のど自慢大会」の話題で持ち切り。大会当日、ことごとく予選敗退した村人たちだったが、診療所チームの三人だけが予選通過というオチ。最終話もクスっと笑える小話満載で同ドラマらしさがでていた。
“医者で患者”の真空だったが難病の多発性筋炎・皮膚筋炎の症状が悪化。大きな病院に救急車で搬送されるシーンでは、朔(井浦新)に「あそこはお前の家だ、絶対に帰って来い」と力強い言葉をもらう。太陽(北村匠海)からも「医者でも患者でもどっちでもいいよ、真空さんが必要なんだ」と言われ涙を流す。
朔と太陽に何度もほっぺたにキスをされる真空は病を抱えてはいるが幸せそうでもある。そして、男女の垣根を超えた3人の関係性がひたすら美しかった。
虹ノ村に戻った真空は電動車椅子を動かしていた。
冒頭に出演していた藤田が、世界的に有名な電動車椅子メーカーの社長だったという流れはちょっと出来すぎではあるが、笑顔の真空を見ればそんなことはどうでもよく思える。
「ただいま」
「おかえり」
3人でほほ笑む姿は、こちらの頬も思わず緩んだ。
同ドラマは主人公の難病にはじまり、認知症や不妊、家族の失踪など実は現代社会が抱える厳しい現状が詰まっていた。
しかし、強い人間関係が築けていれば、どんなことでも乗り越えられるということを教えてくれたように思う。
最終話の平均視聴率(世帯)は12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、続編も期待できそう。
ただ、視聴率が良かったからと続編を作るのは安易するぎる。
同ドラマは今回のストーリーで終止符を打ったとしても私たち視聴者の心には深く残るだろう。
なぜなら、放送が終了し何時間も過ぎた今も主演の高畑充希の笑顔が私の脳裏から離れない。
これがこのドラマのすべてなのではないだろうか。(完)
–{作品情報}–
作品情報
ある“秘密”を抱えて、山奥深くにぽつんと佇む診療所にやってきた1人の、ぽんこつドクター・紅野真空(高畑充希)。
そこで出会った、ツナギでグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と前髪ぱっつんのキレキャラ看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスしながら、妖怪のように個性豊かな村人たちと触れ、時に泣き、喧嘩しながら、熱く命と向き合って成長してゆく…!
―たとえ、望んでいた人生と違っても。愛する人の顔を忘れてしまっても。
「医者も、患者も、人間だから。」
人生、雨あり虹あり。岡田惠和脚本でお送りする、全然スーパーじゃないドクターたちが織り成す、笑って泣けるチーム医療成長譚が幕をあけるー!
放送日
毎週木曜21:00-
キャスト
高畑充希
北村匠海
井浦新
安達祐実
眞島秀和
光石研
西田尚美
泉谷しげる
水野美紀
スタッフ
脚本:岡田惠和
演出:深川栄洋
音楽:ワンミュージック
主題歌:藤井 風『旅路』(HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日) 松野千鶴子(アズバーズ) 岡美鶴(アズバーズ)
制作:テレビ朝日 アズバーズ