2020年は新型コロナウイルスの蔓延により、多数の海外の大作映画が公開延期となりました。日本はまだしも、海外では多くの映画館が閉鎖されたまま。冬になりさらに厳しくなっているという現状では、致し方がないでしょう。
しかし、いつまでも嘆いてばかりはいられません。この2020年は、コロナ禍においても絶賛の声が続々と届いた日本映画が公開されていたのですから。『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が日本の興行収入記録の歴代1位という偉業を達成した今、アニメ作品以外にも、素晴らしい実写作品が続々と世に送り出されていたということも、ぜひ知ってほしいのです。
ここでは、2020年の実写の日本映画の中から、筆者の独断と偏見で厳選した20作品を紹介します。観逃していたという方は、この年末年始にぜひチェックしてみてください。
1:『サヨナラまでの30分』
1年前に死んだバンドのボーカルと、カセットテープを再生する30分だけ体を借りて入れ替わるという、『君の名は。』も思い起こさせるファンタジー設定の青春音楽映画です。開始5分から既にこだわり抜かれた映像表現、ラストに向けて周到に伏線が積み上げられる構成の上手さ、普遍的な「記憶」というテーマに向き合う物語、北村匠海と新田真剣佑それぞれの抜群の演技力と歌唱力など、あらゆる面で完成度の高い作品に仕上がっていました。
バンドをやったことがある、もしくは現在バンドをやっているという方であれば、劇中のメッセージはきっと宝物になるでしょう。絶賛の声が多かったにも関わらず、公開時にはあまりに話題にならなかった不遇の傑作でもあるので、幅広い方に観ていただきたいです。
2:『37セカンズ』
日米合作の作品であり、日本映画と呼ぶべきかは人によって異なるでしょう。しかし、本作の完成度と、あまりに尊いメッセージ性を思えば、選出せずにはいられません。車椅子生活をしているゴーストライターの女性漫画家が主人公で、演じているのは実際に脳性麻痺の社会福祉士の女性。PG12指定がされており性の話題に赤裸々なところもありますが、それこそが物語において重要でした。
なぜなら、その「性への目覚め」から意外な冒険に出発し、可能性と希望を見つけに行く物語へと転換していくのですから。そこには、障害を持つ方だけに限らない、全ての人に通ずる普遍的な「生きる」理由への問いかけがなされているのです。辛いことがあった時にきっと思い出す、一生大切にしたい映画です。現在は、Netflixで配信されています。
3:『初恋』
まずは、圧倒的なエンターテインメント性の高さを訴えなければならないでしょう。ラブストーリー、バイオレンス、ヤクザ映画、アクション、コメディ、あらゆるジャンルが渾然一体となり、終盤は興奮と感動のつるべうち!ありとあらゆる映画の面白さを直球でぶつけられたような、至福の時を過ごせました。「当たり外れが多い」と言われることも多い三池崇史監督作品ですが、本作はそのぶっちぎりの最高傑作であると断言します。
豪華キャストがみんな素晴らしく、過去最高にカッコいい窪田正孝に惚れ惚れできるのはもちろん、MVPはブチギレ演技をするベッキーでしょう。彼女はスタイルが良すぎたためにスタントが見つからず、自身で激しいアクションをやりきっていたりもするのです。終盤の“ある演出”のトンデモぶりはやや賛否両論を呼んでいましたが、個人的には痛快愉快だったので大肯定します。
4:『his』
男性同士のカップルが、幼い子どもの親権の獲得を目指し、周囲の人の理解も求めていくという物語です。「青年の成長物語」としても「子育て映画」としても「法廷モノ」としても完成度が高く、同性愛への偏見、世間との折り合い方もリアルかつ丁寧に描かれていました。主演の宮沢氷魚と藤原季節が演じる2人が「本当にこの世に存在しているようにしか思えない」ほどの存在感で、心から応援したくなる青年を好演していました。
物語において、「大切な誰かを傷つけてしまった痛み」が描かれていることも重要です。その痛みを抱えて、それでも幸せへの道を一歩一歩歩んでいく様は、確かな感動がありました。ちなみに、今泉力哉監督作品はこの『his』とわずか一週しか空いてないスパンで『mellow/メロウ』という映画も公開されており、こちらは田中圭演じる花屋さんに惚れ惚れでき、それでいてとぼけたギャグに大笑いできるという、やっぱり素敵な作品に仕上がっていました。
5:『前田建設ファンタジー営業部』
アニメ『マジンガーZ』の地下格納庫を現状の技術と材料で建設しよう(でも実際には作らない)!というプロジェクトを頑張る人たちの物語です。なんともムチャクチャなプロットに思えるところですが、これが実話を元にしているのですから驚きを隠せません。『アベンジャーズ』も意識したという、良い意味で無駄に壮大なオープニングから存分にワクワクできるでしょう。
大の大人が、「バカバカしいとも思えることに全力投球する」過程には、それだけで感動があります。例えば、『マジンガーZ』は昔のアニメということもあり、回によっては作画に矛盾が生じていたり、設定に“ゆるい”ところがあったりもするのですが、それらに対するチームメンバーは「この矛盾を解消してみせる!」「ファンが納得できるものを届ける!」と情熱を燃やし、工夫に工夫を凝らして実現しようとするのです。万人向けのエンタメ作品として、大いにオススメします。
6:『許された子どもたち』
中学1年生の少年が同級生へのいじめをエスカレートさせた結果、殺害してしまうことから始まる物語です。その時点で最悪なのですが、少年は一度は犯行を自供したものの、母親の説得のせいで否認に転じてしまい、無罪に相当する“不処分”が言い渡されてしまうのです。それからは最悪のさらなる最悪、文字通りの生き地獄が待ち受けていました。
この最悪のシチュエーション、キャッチコピーにある「あなたの子どもが人を殺したらどうしますか?」の問いかけがされる様は、全ての親にとっての最恐のホラー映画となるでしょう。PG12指定がされていますが、ぜひ劇中の少年たちと同じ中学生にも観てほしいです。いじめについて多角的かつ客観的に考えられるきっかけになり、「加害者側になるかもしれない可能性」を、きっと認識できるしょうから。『リリイ・シュシュのすべて』に匹敵、または超えた「暗黒思春期犯罪映画」の大傑作であると断言します。
7:『のぼる小寺さん』
ボルダリングに一直線な女の子の姿を見た周りの少年少女が、一歩ずつ何かへ進んでいく青春映画です。目玉の1つが、『聲の形』『若おかみは小学生!』などのアニメ映画も絶賛で迎えられている吉田玲子が脚本を担当していること。「がんばること」それ自体の素晴らしさを讃えた、その姿に影響されていく少年少女たちの群像劇として高い完成度を誇っていました。原作マンガからのエッセンスの抽出、エピソードの取捨選択など、実写映画化への工夫も文句のつけようがありません。
また、本作は「映画にした」意義がとても大きいと言えます。なぜなら映画は「見ることしかできない」媒体であり、そのこと劇中で「がんばっている女の子を見ることしかしていない」男の子の気持ちとシンクロするのです。工藤遥をはじめとした若手俳優それぞれが、いつまでも見続けたくなる魅力を放っていました。
8:『アルプススタンドのはしの方』
全国高等学校演劇大会で文部科学大臣賞を受賞した戯曲の映画化作品です。最大の特徴は、「野球が重要なモチーフなのに試合を一切映さない」ということ。描かれるのはスタンドの隅っこにいる少年少女たちで、ほとんどが会話劇。それほどまで描いていることがミニマムであるのにも関わらず、幾度となく涙が頬を伝ってきました。
なぜなら、会話の端端で彼ら彼女らの青春の「痛み」がこれでもかと感じられるから。「会話の全てが伏線」と言っても過言ではないほどに、脚本が練りに練られているのです。「しょうがない」と何かを諦めた人に向けてのエールにもなっているので、コロナ禍で多かれ少なかれ何かを我慢しているという方、特に劇中の登場人物と同じ年代の若者たちに観てほしいです。
9:『ソワレ』
「たまたま」出会った男女が、とある凄惨な事件をきっかけに駆け落ちをするという物語です。男性のほうが俳優では芽が出ずに、オレオレ詐欺という犯罪に加担してなんとか食い扶持をつないでいるという「正しくなさ」を抱えていることも、物語では重要になっていきます。
タイトルの「ソワレ」とは「夜公演」「陽が暮れた後の時間」という意味であり、その意味がわかる瞬間と、とある秘密が明かされていくクライマックスからラストにかけての感動は、もう言葉にできないほど。村上虹郎と芋生悠が一世一代の名演をみせています。画作りもこだわり抜かれており、濃密な「駆け落ちをする2人だけの世界」の儚さを堪能できました。
10:『君が世界のはじまり』
閉塞的な大阪の町で死んでいるように生きている、高校生たちの姿を描いた群像劇です。痛々しい青春に真正面からぶつかっていく様は辛く苦しいものにも見えますが、終盤のショッピングモールを舞台にしたシークエンスは爽快でした。若手演技派女優の地位を確立している松本穂香の「気怠さ」を含めた存在感も格別です。PG12指定相当の性の話題もありますが、それも作品に重要でした。
ふくだももこ監督が書いた2つの小説を脚本家の向井康介がひとつの物語に再編しており、オープニングで提示された殺人事件がどのような意味を持つか、バラバラに見えた物語がどのように交錯していくか、ということにも、ミステリーのような面白さがあります。こちらも、劇中の登場人物と同じ年代の若者たちにこそ観てほしいです。
–{まだまだ続く!後半へ!}–
11:『ドロステのはてで僕ら』
前述の『前田建設ファンタジー営業部』でも脚本を担当していた上田誠が脚本と原案を務めた、人気劇団「ヨーロッパ企画」の初となるオリジナル長編映画です。「2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっている」という奇抜な設定のタイムテレビが登場し、その後はあれよあれよと物語がとんでもない方向へと向かう様が、面白くって仕方がありませんでした。
全編ほぼワンカット、リアルタイム進行で描いていることも重要で、観終わった時には「この世で一番面白い70分間(上映時間)だった!」断言できるほどの満足感がありました。極めて論理的に構築された物語、作り手の頑張りが劇中の役者の奮闘と重なっている様には、あの『カメラに止めるな!』に勝るとも劣らない興奮に満ちていました。『ドラえもん』でおなじみの藤子・F・不二雄氏が提唱した、日常の中の不思議な出来事を描くジャンル“すこし・ふしぎ(SF)”が好きな方にもオススメです。
12:『本気のしるし 劇場版』
会社員の青年が踏み切りで立ち往生していた謎めいた女性の命を救ったことから、際限のない“深み”にハマっていく物語です。元はテレビドラマとして放送されていた内容を、劇場用に再編集し公開したその上映時間は232分。その約4時間を全く飽きさせない、次々に起こる良い意味で地獄のような展開に背筋が凍り、凄まじい事実が提示された時には変な笑みもこぼれるという、濃密な時間を過ごさせてもらいました。
役者が実に素晴らしく、特に主演の森崎ウィンの「イケメンでしっかりしているようで絶妙に優柔不断のダメ男」というバランスの役回りに少しヒキつつも共感しまくりでした。これほどまでの戦慄のサイコサスペンスが、『りびんぐゲーム』や『ちゃんと描いてますからっ!』など、かわいい絵柄でも知られる星里もちる先生のマンガが原作ということにも驚きを隠せません。
13:『スパイの妻』
1940年、国家機密を公表しようと画策する夫と、ある決意を胸に行動を起こす妻との、関係をスリリングに描いたサスペンスで、こちらもドラマとして放送されていましたが、スクリーンサイズや色調を新たにした劇場版として公開されました。評価はすこぶる高く、『座頭市』の北野武監督以来の、ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞するという快挙を成し遂げています。
確かな信念を持つ高橋一生、精神的に追い詰められる蒼井優、冷徹に物事に対処しようとする東出昌大と、それぞれが過去最高のハマり役と言えるほど。戦争の時代を描いていますが、小難しいところがほとんどない、一触即発の空気にハラハラできる内容なので、黒沢清監督作の中でも最も万人にオススメできます。それでいて、黒澤監督らしいホラー演出が炸裂していることも見どころです。
14:『朝が来る』
養子縁組により男の子を迎え入れた夫婦の元に、産みの母を名乗る女性が訪れ、「子どもを返してください。それがだめならお金をください」と衝撃的なことを告げるという物語です。時系列を入れ替えてそれぞれの想いが交錯する巧みな構成、様々な「母」の姿を知ることができる物語を通じて、切なくも尊い人間讃歌を紡ぎ出していきます。
永作博美と井浦新が素晴らしいのはもちろん、注目は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』や『星の子』と出演作が続く蒔田彩珠。彼女の「抑えているけど溢れ出てしまう」感情表現が素晴らしく、この難しい役を見事に演じ切ったことをずっと忘れずにいたくなりました。河瀬直美監督の力量が最大限に発揮された、「光」の美しさをとらえた画にも注目してほしいです。
15:『罪の声』
昭和最大の未解決事件グリコ・森永事件をモチーフとし、過去の事件に翻弄される2人の男の姿を追った、フィクションのベストセラー小説の映画化作品です。ミステリーとしての面白さもさることながら、世代を超えて積み重なった悪意に対して「本当の正義」を通す物語にも大きな感動があります。そして小栗旬と星野源のブロマンスぶりも尊く、もはや「告白」と言ってもいいほどのシーンがあったので、この2人のファンは必見でしょう。
小栗旬演じる記者が上司の松重豊に「エンタメとして消費する以上の意義を見つけてこい」と言われる場面があるのですが、これはメタフィクション的なセリフと言えるでしょう。本作がまさにエンタメを超えた、普遍的な「悪意に巻き込まれた人のための物語」になっていくのですから。もう1人の主人公である星野源がテーラー(オーダーメイドでスーツを作る人)という設定に、素晴らしい意味が用意されていたことも大好きでした。
16:『おらおらでひとりいぐも』
第158回芥川賞と第54回文藝賞をダブル受賞したベストセラー小説の映画化作品です。表面上の物語だけを追えば、ほぼほぼ「孤独な老婦人の日常を追うだけ」と言っても過言ではない内容なのですが、“心の声”との掛け合いが楽しく、次々に予想外のことが起こるため、全く飽きることがありません。特に、オープニングには誰もが度肝を抜かれるものが待ち受けており、人によっては「別の映画を観ちゃった?」と思ってしまうかもしれません。
劇中の出来事は、ありえないファンタジーの描写のようで、実は年老いて孤独でいる人に共通していることなのかもしれません。心の声は誰もが口にしたことがある“独り言”そのものとも言えるし、懐かしい出来事を変わったイメージで思い出す、ということもきっとあるでしょうから。なお、新型コロナウイルスの影響で公開延期されていた、同じく沖田修一監督作『子供はわかってあげない』が、2021年夏公開予定となっています。
17:『滑走路』
幼馴染を助けたためにイジメの標的となった中学2年生、将来への不安を抱える30代後半の切り絵作家。非正規雇用が原因で自死した人々のリストを見る若手官僚という、3者の物語を通して「生きる」ことの苦悩と希望を描く作品です。原作は32歳で命を絶った夭折の歌人のデビュー作にして遺作であり、その短歌のエッセンスをしっかり映画作品らしい物語に落とし込むことに成功していました。
物語の根本に自死という重い出来事があるため、芸能人の自殺報道が相次いだ今年に観ることを躊躇する人もいるかもしれません。だけど、本作は「苦しい世界」の今だからこそ、誰もが社会に不安を覚え、物理的にも精神的に分断されやすくなった今に観てほしいと心から願える作品に仕上がっていました。
18:『アンダードッグ 前篇/後編』
森山未来、北村匠海、勝地涼という、3者の俳優の魂がぶつかり合うボクシングの試合と、負け犬の物語、前後編合わせて4時間半超えのボリュームで描ききった、いわば「3倍ロッキー」と言える内容です。3人の主役それぞれ最高ですが、特に「親の七光りのお笑い芸人」を演じた勝地涼は、本当に薄っぺらでつまらない奴にしか見えません(ということは役作りが素晴らしい)。
R15+相当の過激な性描写もありますが、それもキャラクターそれぞれの境遇の過酷さや、その必死に生きようとしている“意思”のためには必要と思えるものでした。なお、本作の配信版はABEMAプレミアムにて2021年1月1日より全8話が一挙配信開始予定となっており、劇場版が3人の男たちのドラマを中心に追った内容である一方、配信版は彼らを取りまく登場人物にも視野を広げた群像劇色の濃い内容となっているそうです。
19:『ミセス・ノイズィ』
大音量の音楽を流すなどして騒音を出し続け、「騒音おばさん」の名前で有名になった2005年の奈良騒音傷害事件をモチーフとした作品です。とは言え、事件をリアルに再現する実録ものというわけでなく、物語は完全にフィクション。時代も設定も現代となり、「SNS炎上」や「メディアリンチ」の問題も盛り込んだ内容となっていました。
「騒音おばさんを映画化する」というコンセプトを聞いた時は、正直に言って“ネタ”としか思えなかったのですが、実際の本編は、中盤のある物語の“転換”に驚き、終盤で嗚咽をするほどに涙した、2020年のダークホース的な大傑作でした。ぜひ、予備知識をあまり入れることなく観てほしいです。
20:『AWAKE』
棋士の夢に破れた青年がAI将棋のプログラミングという新たな夢を見つけ、同世代の天才棋士と対決するという物語です。将棋を知らなくても楽しめる工夫の数々、吉沢亮と若葉竜也のライバル関係に燃えるという、万人向けのエンターテインメントとなっていました。
2015年に現実で行われた「将棋電王戦FINAL・第5局」というプロ棋士と将棋ソフトウェアによる戦いに着想を得ており、そのことを踏まえたクライマックスと結末が、また素晴らしいものになっていました。実際の対局をリスペクトしつつも、創作となるストーリーに多大な“意味”を持たせたことを、心から称賛します。全てに置いて「面白い映画を作る」という気持ちがほとばしっているので、将棋映画の名作として語り継がれてほしいです。
その他でオススメの2020年の実写の日本映画には、不在の(亡くなった)人を物語ることの意義を問いた『ラストレター』、京都の寮で暮らしている学生たちの戦いを描く『ワンダーウォール』、衣食住が保証された謎の町を舞台にしたSF『人数の町』、草彅剛がトランスジェンダーの苦悩と生きづらさを見事に体現した『ミッドナイト・スワン』、高校生の息子が行方不明に家族に逃げ場のない生き地獄が訪れるサスペンス『望み』、両親が急死した28歳の女性がタワーマンションに暮らし始めるドラマ『空に住む』、かつての親友への想いを巡らせる青春物語『佐々木イン、マイ、マイン』などもあります。ぜひぜひ、これらの日本映画を観て、お気に入りを見つけてみてください!
(文:ヒナタカ)