映画『覆面系ノイズ』完成披露イベントが開催。舞台挨拶に中条あやみさん、志尊淳さん、小関裕太さん、真野恵里菜さん、磯村勇斗さん、杉野遥亮さん、三木康一郎監督が登壇しました。
人を虜にする歌声の持ち主・ニノを演じた中条あやみさん。本作のために半年間ほどボイストレーニングを受けたそうで「ニノを演じるにあたって、声はすごく重要なものになってくると思っていたので、一生懸命がんばりました。MAN WITH A MISSIONさん含めいろいろな方に素敵な曲を書いてもらえたので、見たら必ず感動する音楽になっていると思っています。自信あります!」と笑顔。中条さんと一緒に試写を見たという小関裕太さんは、「すごい鳥肌立ちました」と思わずその場で握手をしたそう。
ニノの声に魅了され彼女のために曲を書き続けるユズを演じた志尊淳さん。完成した作品について「出来上がった映像に音楽がのるとすごく僕も鳥肌が立ちました。感情の流れが曲にも流れて世界観とマッチしていているなと感じた」と語り、「中条ちゃんの歌声が素晴らしい」小関さんに続いて、中条さんを絶賛。
「制服ギリギリだったよね」と舞台で監督からいじられていたのは真野恵里菜さん。「私、当時25歳で、監督が『がんばれ、25歳!』っていうのを、みんなが『真野ちゃん、大丈夫かな…』という目で見るんですよ…」とやや自虐気味。これに「大丈夫だよ、真野ちゃん」と杉野遥亮さんがフォローを入れましたが、「遅い遅い」と周りから突っ込まれる羽目に。
今回、初めて楽器に挑戦したというキャスト陣。磯村勇斗さんは「音楽の迫力や繊細な部分もたくさん描かれている、最後のシーンに向けて一生懸命頑張ったので、その熱量も楽しんでほしい」とコメント。
楽器演奏について、志尊淳さんとのセッションのシーンがあるという小関裕太さんも「お互い初めて触る楽器だったので、それをいかにセッションとしてその場で生まれたメロディにできるかとこだわって緊張感をもってやりました。ぜひ見ていただきたい」とアピールしていました。
–{登壇者たちにサプライズ! 筆跡診断の結果とは……}–
この日、登壇者たちは、それぞれが考えた映画の魅力表す漢字一文字を披露されました。
「鼓」という文字を披露した中条さんに、「ちっちゃ!」とみんなからの突っ込みが集まりました。他、キャスト陣が書いた感じは以下の通り。
中条あやみさん…「鼓」
志尊淳さん…「想」
小関裕太さん…「響」
真野恵里菜さん…「音」
磯村勇斗さん…「叫」
杉野遥亮さん…「震」
それぞれの文字が発表されたところで、登壇者たちにまさかのサプライズ。それぞれの書いた文字の筆跡診断による恋愛タイプが発表されました。
真野さんが「意地っ張りタイプ」杉野さんが「入れ込み型熱中タイプ」、小関さんが「アバンチュール恋愛型タイプ」などの診断を受け、「アクティブな肉食系タイプ」という結果が出たのは磯村さん。
それを受けて「もう、がっつり行きますよ。ヒョウ柄着て」「女性がいたら、“女豹!」など、面白コメントを放り込むもやや滑り気味で、撮影現場で滑りキャラ担当だったことが志尊さんから暴露されていました。
「エネルギッシュなド根性タイプ」と診断された志尊さんは「積極的で豊かな表現力と真面目さで好きな人を射止めたら最後まで守り抜くタイプ」という分析に「一番いい」と周りからうらやましがれ、本人も「あっていると思う」と自画自賛(?)。そして、中条さんは、「甘えん坊タイプ」。「自ら進んで愛を注ぐというよりも、受け身で愛されるほうが好き」という結果に、本人は「そんなことないです」と反論。
周りからは「甘えん坊というよりいたずらっ子」という声が上がり、志尊さんが中条さんについて「いきなり、普通に立っていたら『ドン、壁ドン!』ってそういうことを平気でやる。天真爛漫」と話し、中条さん本人も「小学5年生の男子ってよくいわれます」と認めていました。
福山リョウコさん原作「花とゆめ」連載の人気漫画作品を実写化した『覆面系ノイズ』は、幼なじみのモモ(小関裕太)に想いを届けるために歌うニノ(中条あやみ)、ニノの声に惚れこみ、曲を書き続けるユズ(志尊淳)らをめぐる音楽系青春片恋ストーリー。2017年11月25日から全国公開予定です。
(取材・文:田下愛)
(C)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会