人気ボーカロイド曲をもとにした小説を、山本舞香主演で実写映画化する『桜ノ雨』の予告映像が解禁となり、併せて未公開場面写真も公開された。さらに、一足先に本作を見た著名人からのコメントもシネマズに到着した。
山本舞香、映画初主演!映画『桜ノ雨』予告解禁
小さな町の海辺にある、決して強豪校とは言えない音浜高校の合唱部。内気で何の取り柄もない高校2年の未来(山本舞香)は、歌うこと、そして部長のハル先輩(浅香航大)が大好きだけれど、この気持ちを“恋”と呼ぶかはまだ分からない。そんなある日、鬼顧問・芽依子先生の退職が決まり、最後の出場となる合唱コンクールで頂点の金賞を目指すことに。しかし、昨年の文化祭でも合唱部で歌った大好きな「桜ノ雨」を歌いたいと思っている部員たちの思いとは裏腹に、金賞を狙うため芽依子先生が用意した歌唱曲は高度な難曲だった。ハードな練習を前に部員たちの気持ちはバラバラになり、不協和音が響き出してしまう――
映画『桜ノ雨』は、2008年にhalyosyがニコニコ動画で発表した同名ボカロ曲をもとに書かれた小説を原作に、美しい静岡の海辺の街で、合唱部員たちが部活に、友情に、進路に、恋愛に悩みながらも前進していく姿を、爽やかに描いた青春グラフティ。
主人公を演じるのは、第14代リハウスガールにして、現在「JR SKISKI」のCMに出演中、さらに『暗殺教室~卒業編~』『殿、利息でござる!』と話題作に続々と出演が決まっている山本舞香が、本作で映画初主演をつとめる。
さらに主人公が思いを寄せる合唱部部長役には、NHK連続テレビ小説「マッサン」などに出演しブレイク中の浅香航大。その他にも『魔女の宅急便』の広田亮平、「ごめんね青春!」などに出演したCanCam専属モデルの久松郁実など、話題の新世代キャストが集結した。
制作は昨夏の大ヒット作『バケモノの子』を手掛けたデジタル・フロンティア、脚本は「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」などジュブナイル作品を多く執筆している小林弘利、そして、女子高生の集団妊娠を題材にしたデビュー作『リュウグウノツカイ』で注目を集めたウエダアツシ監督が本作のメガホンをとる。
ウエダアツシ監督は「卒業シーズンに公開なので、まずは現役の学生さんたちに観てもらいたいというのはありますが、きっとどんな世代の方にも懐かしく共感していただける物語になっていると思います。『桜ノ雨』という歌は勿論、一人ひとりの声が重なるとこんなに迫力があって心に響くんだという合唱の魅力、今回が初主演映画となる女優・山本舞香さんの魅力、そして彼女が演じた主人公・未来の日常の中の小さな成長を、ぜひスクリーンで楽しんでいただければ、と思います」とコメントをよせた。
そして、本作を一足先に見た小林幸子や狩野英孝ら著名人からのコメントも到着した。
–{狩野英孝らのコメント&予告映像}–
著名人からのコメント
曲の世界観がとても出ていて、先生と学生の気持ち両方で拝見しました。誰もが感じたことのある気持ちがとても共感しました!
―小林幸子(歌手)
勇気を出し踏みだせば何か変わるかもしれない、そんな気持ちで戦う主人公に感銘を受けた。また、出演している役者がみんな眩しいほどキラキラしていた。
―狩野英孝(芸人)
終始きゅんきゅんでした。青春には終わりがありますが、物語の終盤「終わらないで。」と思うほど感情移入して、気づいたら泣いていました。
―井上苑子(シンガーソングライター)
合唱部を舞台に恋、友情、青春が詰まった映画です。未来ちゃんのお母さんや劇中の楽曲にも注目してほしいです!
―96猫(シンガー)
好きな歌をうたいたい。その純粋な気持ちに、その他の純粋な気持ちが混ざり合う様を見て、ココロが桜舞う春の温度になりました。音楽って、とても素敵なものです。
―伊東歌詞太郎(アーティスト)
映画『桜ノ雨』は、2016年3月5日、全国ロードショー。
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(C)2015 halyosy、藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会
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