仲睦まじき“兄妹愛” !『ダイナマイト・ファミリー』舞台挨拶&ハイタッチ会

INTERVIEW

 

 

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はじめましての方もそうでない方もこんにちは。

韓国映画を観ると、韓国料理が食べたくなります。

八雲ふみねです。

 

 

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マシッソヨ!

 

 

 

…というコトで。

 

 

八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.48 

 

 

今回は…。

 

 

『ダイナマイト・ファミリー』舞台挨拶&ハイタッチ会の模様をお届けします。

 


 

 

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両親の再婚によって家族となった5人の兄妹は性格もバラバラで、顔を合わせればいつも喧嘩ばかり。
ある日、両親の呼びかけで実家に家族全員実家に集まることになるが、両親が突然行方不明になってしまう。
地元の頼りない警察官と一緒に両親を捜索するうち、彼らは思いがけない真実を知ることに…。
映画『ダイナマイト・ファミリー』は、両親の失踪事件の真相をめぐって個性豊かな5兄妹が巻き起こす騒動を描いた痛快サスペ ンスコメディ。
警察官志望の三男役に扮するチャンソン(2PM)の初主演映画としても話題の本作ですが、魅力は個性溢れるキャスト陣。
長男役に「シークレット・ガーデン」のユン・サンヒョン、次男役に「私の少女」のソン・セビョク、長女役に『大韓民国1%』のイ・アイ、末っ子役に人気子役のキム・ジミン。
個性と個性が強烈にぶつかり合って繰り広げる笑いあり涙なりの展開は、まさに予測不可能です。

そんな『ダイナマイト・ファミリー』から、ユン・サンヒョンさんとイ・アイさんが舞台挨拶&ハイタッチ会に出席。
この日、2度にわたって開催された舞台挨拶&ハイタッチ会。
そこで司会を務めさせていただいた八雲ふみねが特に印象に残ったエピソードを、1回目と2回目まとめてご紹介します。

 

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–{ユン・サンヒョン&イ・アイ登場に黄色い歓声!}–

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会場となった、シネマート新宿。
ロビーを彩っているのは、ファンの皆さんからのバルーンスタンド。
華やかですね~。

 

 

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5兄妹をまとめる長男スギョ役、ユン・サンヒョンさん。
グレーのスーツ姿がシックです。
「僕の演じた役は、家族の中心にいる長男でとても重要なキャラクター」と自らの役どころを分析。
しかし、
「でも僕はあまり落ち着いた性格じゃないので…。演じる時は、あれもしたい、これもしたいという気持ちを抑制するのが大変でした」
…と、真剣な面持ちでお話するユン・サンヒョンさんに、客席からはクスクスと笑い声が…。
この飄々とした雰囲気、癒されますよね~。

 

 

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自由奔放な長女ヒョンジュン役、イ・アイさん。
真っ赤なジャケットがお似合いです。
「5人が集まるシーンは、とても楽しかったです。特にユン・サンヒョンさんは、撮影の合間も皆を盛り上げて下さいました」と、流暢な日本語で話すイ・アイさん。
それに対してユン・サンヒョンさんが「真面目な役だから、控え室で大騒ぎしてストレスを発散していたんです」と弁明すると、会場は大爆笑に。
カメラが回っていないトコロでも、5兄妹の息はピッタリだったようですね。

そんなお二人に、撮影中の印象的なエピソードを伺うと、何故かNG告白タイムに。

 

 

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「兄弟ケンカのシーンでの僕の役割は、仲裁に入ること。なのに、チャンソンのアドリブがあまりにも面白くて、笑ってしまって…。何度もNGを出してしまいました」と、ユン・サンヒョンさん。
また、チャンソンさんの頬をひっぱたくシーンについてイ・アイさんは「心と力を込めて叩いたのに、NGが出てしまって…。結果、6回も叩いてしまいました」と、こちらも申し訳なさそうな様子。
体当たりシーンが数多ある本作ですから、真剣に演じれば演じるほどNGになってしまう。
…なんてコトもありますよね~。

 

と、ここまで読んで気付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

–{話題の中心は、主演俳優チャンソンさんに…。}–

そう、この日もうひとつ共通の話題となったのが、チャンソンさん。
本作では、口が悪く威勢はいいけどマヌケな三男役を熱演。
名コメディアンぶりを発揮してらっしゃいます。

「チャンソンは昔から気になる存在。『思いっきりハイキック!』を見た時から、コメディが合うと思ってました」(ユン・サンヒョンさん)
「チャンソンさんは叩かれるシーンでも『痛い』と言わず、ほっぺたを私の方に向けてくれるんです」(イ・アイさん)

…と、ユン・サンヒョンさんもイ・アイさんも大絶賛でしたよ。

 

 

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ちなみに、お互いの印象については…。

「撮影の合間、僕はいつもイ・アイさんのことをからかっていたんです。彼女は撮影現場ではとても緊張しているようだったので、ほぐしてあげようと…。一見真面目そうだけど、素顔は面白い人なんですよ」(ユン・サンヒョンさん)
「ジヒョは内向的な性格なのに、ユン・サンヒョンさんはとても明るくて賑やか。ギャップが大きすぎて、慣れるまで時間がかかりました」(イ・アイさん)
この日の控え室もお二人の笑い声が絶えませんでしたが、きっと撮影中もこんな雰囲気だったのでしょうか…。

そして舞台挨拶の最後にも、「兄妹愛」が垣間見える一幕が。
「この『ダイナマイト・ファミリー』にたくさんの愛情をお願いします。そして、僕の隣にいる女優、イ・アイさんにもたくさんの愛情をよろしくお願いします」と笑顔で話し、イ・アイさんの肩にそっと手を添えるユン・サンヒョンさん。
長男らしく妹を気遣うユン・サンヒョンさんに、頬を赤らめて照れるイ・アイさん。
微笑ましい2ショットに、満席のお客様からは大きな拍手が起こりました。

 

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ハイタッチ会では、ユン・サンヒョンさんもイ・アイさんもお客様との交流を楽しんでらっしゃいましたよ。
ファンの皆さんのとろけるような笑顔を間近で拝見して、私も幸せな気持ちに包まれました。

ユン・サンヒョンさんは、そこにいるだけでフワッと場の空気が明るくなる方。
来月から撮影に入るという新作ドラマも楽しみですね。

イ・アイさんとは『大韓民国1%』の初日舞台挨拶以来5年ぶりにご一緒させていただきましたが、ますますキュートになってらっしゃいました。

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『大韓民国1%』初日舞台挨拶でご一緒したキャストの皆さんのサインをいただいたパンフレット。
今も大切にしています!

ユン・サンヒョンさん、イ・アイさんの今後の活躍に期待しています。

お二人の人柄が滲み出た、和やかな雰囲気の舞台挨拶&ハイタッチ会となりました。

 


 

それではまた次回、お会いしましょう。

お相手は、八雲ふみねでした。

 

 

 

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ダイナマイト・ファミリー
2016年1月9日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかロードショー
監督:チョン・ヒョンジュン
出演:チャンソン、ユン・サンヒョン、ソン・セビョク、イ・アイ、キム・ジミン ほか
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八雲ふみね fumine yakumo

八雲ふみね

大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。

八雲ふみね公式サイト yakumox.com