阿部サダヲ主演、映画『殿、利息でござる!』に、ジャニーズWEST・重岡大毅が出演していることが明らかとなった。重岡大毅は、主人公・穀田屋十三郎の息子・音右衛門を演じる。
実話を元に豪華キャストで描く話題作!
映画『殿、利息でござる!』は、2010年に映画化された『武士の家計簿』などの著作で知られ“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史氏の近著「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を映画化。『ゴールデンスランバー』『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』、さらに2016年1月には『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋‐』の公開を控える、今最も注目を集める中村義洋監督が初の時代劇映画に挑む。
実在した穀田屋十三郎ら庶民9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る“宿場救済計画”を立て、奔走する姿を描く実話が元になっている作品だ。
造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を阿部サダヲが、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治を瑛太が、そして十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内を妻夫木聡、さらに竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、松田龍平、草笛光子、山﨑努と、錚々たる顔ぶれも話題となっている。
殿、子息は重岡大毅でござる!
そして今回、ジャニーズWEST・重岡大毅が、主人公・十三郎の息子・穀田屋音右衛門(こくだや・おとえもん)を演じていることが明らかとなった。幼い頃に母を亡くし、父(阿部サダヲ)と妹・加世(AKB48・岩田華怜)との3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者で、家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に、激しく反発する息子を演じる。
重岡大毅にとって時代劇映画への出演は『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』『忍ジャニ参上!未来への戦い』に続いて本作が3作目となる。
情報解禁にあわせて、重岡大毅ならびに、中村義洋監督、池田史嗣プロデューサーからの声も届いた。
–{重岡大毅らのコメント到着!}–
重岡大毅(ジャニーズWEST):穀田屋音右衛門役
豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事を嬉しく思います。役どころは、阿部サダヲさん演じる穀田屋十三郎の息子の、音右衛門です。しっかりものの音右衛門ですが、人の為に私財を投げ打つ父に、激しく反発します。そんな音右衛門を精一杯、沢山の人に支えられながら演じました。
この作品は現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、素敵な作品だと思います。是非劇場でご覧になって、沢山笑って、そのぬくもりを肌で感じて下さい!
中村義洋監督
重岡くんが演じたのは、嫌〜なヤツです。でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりましたが、カメラが回ると、実に、ものすご〜く、嫌なヤツになるんです。
これは重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いましたが、そんな嫌なヤツも変わるわけで……そこに一縷の望みをかけて「嫌なヤツ・重岡くん」を観てもらえれば嬉しいな、と思います。
池田史嗣プロデューサー
今回の中村組はまさにオールスター、主演級勢揃いの錚々たるメンバーの中、重岡さんは全く憶すことなく持ち前の明るさで現場にとけ込みつつ、いざ本番では本来の天真爛漫さを封印し、高い集中力で難役と向き合い、しっかりと期待に応えてくれました。
芝居勘が良く、度胸満点で魅力的、映画俳優としても大器であることは間違いない、と思います。そんな重岡さんの勇姿、どうかお見逃しなく。
映画『殿、利息でござる!』は、2016年5月14日より全国公開。
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
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