松山ケンイチ&北川景子が和服で落語に挑戦!故森田芳光監督の命日に集結

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の・ようなもの のようなもの

昨日2015年12月20日に映画『の・ようなもの のようなもの』の“笑い納め”スペシャルイベントとプレミア試写会が行われ、主演の松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、杉山泰一監督らが登壇した。

故森田芳光監督の命日にメンバーが集結映画『の・ようなもの のようなもの』スペシャルイベント

故森田芳光監督の命日であったこの日、新宿末広亭にて行われた映画『の・ようなもの のようなもの』“笑い納め”スペシャルイベントには、松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、杉山泰一監督が登場。松山ケンイチが「観客として来たことはあったけど、こっち側に座ると何か面白いことを言わなきゃいけないんじゃないかと汗かいちゃって緊張します」と言うと「僕はあるけどね!35年振りにここに帰ってきて感無量です!」とすかさず伊藤克信がコメント。

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和やかな雰囲気の中、古今亭志ん丸が進行し大喜利がスタート。松山ケンイチは「青春とかけまして、エスプレッソのようなものとときます。その心は、最後に苦味が残ります」と言うと、観客が「おお!」という声が上がり拍手に沸いた。北川景子は「落語とかけまして、オシャレのようなものとときます。その心は、どちらもセンス(扇子)が必要です」と、言うとまた会場から拍手が。トリを務める伊藤克信は「人生とかけまして、ボーリングのようなものとときます。その心は、まっすぐいったり曲がったり」 と、これまた見せつけ場内を大いに盛り上げた。

冴えない落語家を演じた松山ケンイチについて、北川景子は「いざ(高座に)上がられると憑依したみたいで本物の落語家さんのようでした!」と撮影を振り返り、松山ケンイチは古今亭志ん丸師匠のちょっと変わった指導の元、猛特訓したエピソードを語り、最後は松山の掛け声により三本締めを行った。

–{森田監督ゆかりキャストが集結}–

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新宿末広亭のイベントに続いて、東京・新宿ピカデリーで行われたプレミア試写舞台挨拶では和服から一転、スーツ&ドレス姿でメンバーが再登場し『の・ようなもの』に出演していたゆかりのキャストである野村宏伸、大野貴保、小林まさひろも駆けつけ、同窓会のような雰囲気に。

松山ケンイチは『椿三十郎』の撮影時、北川景子は『間宮兄弟』のオーディション時、そして野村宏伸も「僕のデビュー作が森田さんの作品でした。俺のまねをすればいいんだよ、と監督が教えてくれて映画の面白さを教えてくれました」と各々が森田監督を偲びながら思い出深いエピソードを披露。

杉山泰一監督は「『の・ようなもの』は森田監督が主人公の落語家のたまごに自身を被せた作品。もし彼がまだ生きていたらきっとこの作品はうまれなかった。俺はただでは死なないぞ!とよく言っていたので(笑)そういう執念を感じながら撮影してきました」と温かい面持ちで語った。

最後に松山ケンイチは、これから上映を観る観客へ向けて、これは落語の話ではなく、落語家の青春映画です。これから観てもし気に入って頂けたなら、ぜひ疲れてしまっている周りの人達を連れて観てもらいたいです。たのしい温かい気持ちになれると思います」とメッセージを送った。

映画『の・ようなもの のようなもの』は、2016年1月16日(土)より新宿ピカデリー他新春ロードショー。

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(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

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