はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
八雲ふみねです。
今年も盛り上がりました!
JRA 東京競馬場で開催された第4回東京競馬。
秋華賞、菊花賞、天皇賞と秋の重賞レース期間中、スペシャルイベントとして『馬の映画展』~馬と人との絆~が開催されました。
映像とパネルで馬にまつわる映画を紹介する同展にて、各映画紹介と解説を、私、八雲ふみねが執筆させていただきました。
八雲ふみね執筆の展示パネルを熟読して下さる方も多く、この秋イチバンの競馬イベントに華を添えさせていただきました!
さて、映画の秋と言えば、コチラも大盛況でした!
第28回東京国際映画祭。
そこで、
八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.40
今回は…。
八雲ふみね目線で第28回東京国際映画祭を振り返ります!
–{映画スターが集結!華やかなレッドカーペットセレモニー。}–
華やか!レッドカーペット
映画祭初日、オープニング・セレモニーの前に六本木ヒルズアリーナで開催されるレッドカーペット。
上映作品のゲストが一堂に会する場というコトで、国内外からマスコミや映画ファンなど多くの人が集まりました。
『WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』から、Perfumeと佐渡岳利監督。
『劇場霊』から、中田秀夫監督と島崎遥香さん。
『シーズンズ 2万年の地球旅行』から笑福亭鶴瓶さん、木村文乃さん、ジャック・クルーゾ監督。
『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』から、嶋村侑さん、浅野真澄さん、山村響さん、沢城みゆきさん、座古明史監督、宮本浩史監督、貝澤幸男監督、キュアフローラ、キュア マーメイド、キュアトゥインクル、キュアスカーレット。
さらに、主題歌「KIRA KIRA」を書き下ろしたEvery Little Thingのお二人も。
『亜人 -衝動-』から、瀬下寛之総監督、安藤裕章監督、宮野真守さん。
特集上映「ガンダムとその世界」のメンバーとして、富野由悠季監督、キャラクターデザインの安彦良和さん、メカニックデザイナーの大河原邦男さん、声優の古谷徹さん、池田秀一さん、潘めぐみさん。
そして、「機動戦士Zガンダム」劇場版3部作の主題歌を担当したGACKTさん。
『ラスト・ナイツ』から紀里谷和明監督、伊原剛志さん。
『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』から竹内結子さん、橋本愛さん、中村義洋監督。
『FOUJITA』からオダギリジョーさん、中谷美紀さん、小栗康平監督。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』からヘレン・ミレンさん、サイモン・カーティス監督。
「Japan Now」部門からは、日本映画界を支える監督・俳優が勢揃い!
『野火』塚本晋也監督、『ピンクとグレー』行定勲監督、『ラブ&ピース』園子温監督、『トイレのピエタ』松永大司監督、『0.5ミリ』安藤桃子監督と安藤さくらさん。
監督特集<原田眞人の世界>から、原田眞人監督、役所広司さん、神野三鈴さん、原田遊人さん。
『の・ようなもの のようなもの』から、松山ケンイチさん、北川景子さん、でんでんさん。
『さようなら』からブライアリー・ロングさん、新井浩文さん。
『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』から辰吉丈一郎さん、阪本順治監督。
『パディントン』から、パディントンくん。
レッドカーペット上で、八雲ふみねと2ショット撮影。
さすがイギリス出身のクマさん。
とってもジェントルマン、
ならぬ、
ジェントルベア
でした ♪♪
レッドカーペットは、ゲストと映画ファンが交流する場であると同時に、映画人の社交の場でもあります。
時間待ちの間、ゲスト同士が談笑する場面も…。
私も海外メディアの記者と仲良くなったり、日頃お世話になっている監督・俳優さんにご挨拶に伺ったり…。
映画祭ならではのコミュニケーションを楽しみました!
そして…。
前回のコラムで一足早くご紹介しました!
劇場版『媚空 -ビクウ- 』から、雨宮慶太総監督、大橋明監督、秋元才加さん、須賀健太さん、朝倉えりかさん、佐野史郎さん。
最高の笑顔ですね〜。
TIFFでの舞台挨拶の模様は、コチラをチェック!
–{日本の宝、ジャパニメーションの魅力が全開!}–
世界に向けて発信!ジャパニメーションの世界
日本が誇る映像文化、アニメーションの世界。
もちろん、東京国際映画祭でもアニメーション文化の発信に力を注いでいます。
お話を伺っていると、大人気アニメシリーズもオリジナルアニメーションも、作り手は常にチャレンジ精神を持って挑んでらっしゃるのが伝わってきます。
それだけに、私自身もとても刺激になることが多く…。
ただ司会を務めさせていているだけではない!
映画祭だからこそ体感できる貴重な出会いの場となりました。
「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」ワールドプレミア上映後の舞台挨拶。
嶋村侑さん、浅野真澄さん、山村響さん、沢城みゆきさん、座古明史監督、宮本浩史監督、貝澤幸男監督、キュアフローラが登壇。
まったくテイストの違う豪華3本立て。
それぞれの製作秘話をたっぷり伺い、“小さなおともだち”はもちろん、“大きなおともだち”も一緒に盛り上がりました!
『ちえりとチェリー』 『チェブラーシカ 動物園へ行く』ワールド・プレミア上映後の舞台挨拶には、中村 誠監督とちえりの声を演じた高森奈津美さんが登壇。
チェブラーシカも登場し、その可愛らしさに会場にいる誰もが癒されました。
東日本大震災から、早くも5年目。
被災地の未来を願う思いを込めて創られたのが、『ちえりとチェリー』。
いのちの大切さと向き合い、そこから新たな未来に向けて旅立とうとする少女の心の成長を描いた、国内では稀な長編人形アニメーションです。
来年2月からまずは東北から上映をスタート。
あなたの街にこの映画が訪れたなら、是非ご覧いただきたい一作です。
『ガラスの花と壊す世界』ワールド・プレミア上映には、花守ゆみりさん、種田梨沙さん、石浜真史監督、石原良一プロデューサーが登場。
夜遅い時間の上映にもかかわらず、沢山のお客様にお越しいただきました。
アニメ化のための原作を一般公募で募集する「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」で大賞を受賞した、シナリオ&イラストレーション作品「D.backup」が原案のオリジナル劇場用アニメーション。
完全オリジナルということで、独創性あふれる作品に仕上がっています。
–{映画を見るだけじゃない!東京国際映画祭の楽しみ方。}–
文化庁受賞作品の上映
東京国際映画祭では様々な共催・提携企画が開催されています。
その中のひとつ、「第12回文化庁映画週間 Bunka-Cho Film Week 2015」。
優れた文化記録映画や映画界に永年功績のあった方々を顕彰すると共に、上映会やシンポジウムなどを開催し、あらゆる立場の人々が映画を通じて集う場を提供しています。
写真は、「平成27年度 文化庁映画賞受賞記念上映会」で上映された『生命の誕生 ~絶滅危惧種日本メダカの発生~』上映後のトークセッションの模様。
飯田橋に新設されたKADOKAWA神楽座で開催されました。
日本メダカの受精から胚の形成、そして孵化するまでを捉え、ミニマムな世界に焦点を当てた壮大な生命の記録。
こういった映像に触れられることも映画祭の醍醐味です!
東京国際映画祭は、音楽好きにもタマラナイ!
私がある意味、完全に仕事抜きに(?!)毎年楽しんでいるのが、「CINEMA MUSIC JAM produced by J-WAVE」。
映画を愛するミュージシャンが映画音楽を中心に演奏するスペシャルライブで、今年も六本木ヒルズアリーナで連夜開催されました。
TOKUさん、溝口肇さん、サラ・オレインさんを中心としたレギュラーメンバーに加え、
クリス・ハートさん、八代亜紀さん、平原綾香さん、純名里沙さん、石井竜也さんが日替わりゲストとして登場。
こんなに豪華なメンバーが登場するライブ、しかも無料なんですよ。
スゴイと思いませんか???
六本木アリーナステージでのお楽しみが、もうひとつ。
それは、「東京映画食堂」。
日本を代表するトップシェフ5人が映画祭会場にキッチンカーで出張出店。
名物料理を大盤振る舞い!
昨年は売り切れメニューが続出する人気ぶりで、連日大盛況でした。
今年は、譚彦彬さん(広東名菜 赤坂璃宮)、吉武正博さん(鮨よしたけ)、吉野建さん(レストラン タテルヨシノ)、橋本幹造さん(一凛)、笹島保弘さん(イル ギオットーネ)と、和洋中華イタリアン各ジャンルの名だたるシェフが集結。
どの店舗のメニューも、昨年以上のクオリティー。
料理人のプライドを賭けた「本気」が伝わってきます。
京都に本店を構えるイル ギオットーネも東京映画食堂に出店。
京都といえば、α-StationやKBS京都でレギュラーでお仕事させて頂いてた時期もあり、私にとって何かと縁がある土地。
お店の方と京都談義で盛り上がるなか、いただいたのは、パスタ「サーモンと水菜のタリオリーニ 黄柚子の香り たっぷりのいくらをのせて」。
素材の味が生きた、贅沢なパスタでした〜。
映画祭最終日には、東京映画食堂のお料理とお酒を堪能しながら、石井竜也さんの甘い歌声と華やかなステージパフォーマンスを堪能。
贅沢なひと時となりました〜。
こうした音楽イベントやグルメイベントが併設されているのは、東京国際映画祭の良いところ。
映画ファンもそうでない人も、誰でも存分に楽しめますよ。
これをきっかけに、
東京国際映画祭で映画を見てみよう!
…と、足を運んで下さる方が増えると嬉しいですね。
それではまた次回、お会いしましょう。
お相手は、八雲ふみねでした。
八雲ふみね fumine yakumo
大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。