シネマズ公式ライターのはなです。
いよいよ夏本番。暑くなってきましたね。こんなに暑いと外に出るのもおっくうになりますが、涼しい映画館でデートを楽しんでみてはいかがでしょうか?2015年の夏は大作が目白押し!カップルで観に行くのにオススメの映画をご紹介します。
HERO
2001年に木村拓哉主演の連続ドラマとして始まり、2007年に劇場版が公開され、2014年にキャストを入れ替えて新たに連続ドラマになった『HERO』が、再びスクリーンに帰ってきました!あいかわらず型破りで自分のやり方を貫く検事の久利生(木村拓哉)とその事務官の麻木(北川景子)、そして2014年のドラマには登場しなかった久利生の元事務官である雨宮(松たか子)が、立派な検事になって復活しました。
とある大使館の前で起きたひき逃げ事件を調べるうちに、どうやらその裏には大使館職員による不正が絡んでいるのではと気づいた久利生。さっそく大使館を相手に探りをいれるものの、「治外法権」という壁の前になすすべがありません。
事件の内容はもちろん、今まで散々引っ張ってきた久利生と雨宮の関係がどうなるのか、そこに麻木はどう絡んでくるのか、恋の行方も気になるところです。
ジュラシック・ワールド
『ジュラシック・パーク』の悲劇から22年。ジョン・ハモンド卿が夢見た恐竜のテーマパークが遂にオープンし、たくさんの来場者でにぎわっています。
おなじみのヴェロキラプトルや海生恐竜のモササウルスによるショーなど見どころはたくさんありますが、さらなる目玉が必要だと考えて、パークの運用管理者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子組み換えによってティラノサウルスよりも巨大なハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」を生み出します。しかし元軍人でヴェロキラプトルの訓練を試みるオーウェン(クリス・プラット)がインドミナス・レックスの視察に訪れると、先ほどまでそこにいたはずの巨大恐竜の姿が消えていたのです・・・。
2時間6分の上映時間中、ずっとハラハラドキドキしっぱなしです。気が付いたら手汗がびっしょり。上映中や観終わってからパートナーと手をつなぐときはくれぐれも気を付けてくださいね(笑)。
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment
–{ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション}–
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
トム・クルーズがIMFに所属するスパイのイーサン・ハントを演じる『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5作。今度は無国籍スパイ組織「シンジケート」の撲滅に挑みます。毎回トム・クルーズの体を張ったアクションが見ものですが、今回はなんと、上空1,500m・時速400kmで飛行中の軍用機にスタントなしでしがみついています!命綱はたったのワイヤー1本だったとか。史上最難関といわれるミッションにイーサンがどう立ち向かうのか、こちらも手に汗握りながら見守りましょう。
(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
日本のいちばん長い日
1945年夏、太平洋戦争での戦況が悪化している日本に対し、連合軍はポツダム宣言を受け入れるよう要求してきます。降伏するか、本土決戦に挑むか。軍の上層部では意見が分かれ、若手将校たちはひそかにクーデターを企てようと画策しています。1967年にも同じタイトルで映画が製作されていますが、そちらは8月14日から15日かけての1日を描いているのに対し、今作では鈴木貫太郎内閣が発足された4月からの状況が描かれています。
今年は戦後70周年です。先日、玉音放送のオリジナル音声が公開されたというニュースも流れました。まさに今観るのにふさわしい映画ではないでしょうか。
(C)2015「日本のいちばん長い日」製作委員会
テッド2(8/28公開)
2013年に公開され、まさかの爆発的ヒットを記録したエロいクマのぬいぐるみの映画『テッド』の第2作。持ち主のジョン(マーク・ウォールバーグ)と共に成長し、今やすっかりおっさん化したしゃべるぬいぐるみのテッド、なんと人間と結婚してしまいました。あげく「子供が欲しい」と言い出すものの、それには自身が人間であることを証明しなくてはならないと知り、女性弁護士のサマンサ(アマンダ・セイフライド)の協力を得て法廷に立つことになります。あのお騒がせなぬいぐるみ、今度はなにをやらかしてくれるのでしょうか。パートナーと一緒に大笑いしながら観たい映画です。
1粒で2度おいしい映画デート
映画デートとなると、観ている間は会話もできないし、なんだか隣に遠慮して固まってしまって逆に疲れてしまう、なんていう声を聞いたことがあります。でも観終わってから「あのシーンはこうだったよね」とか、「あのセリフはどういう意味?」などと、作品について深く話し合ったりすることもできるので、私は「1粒で2度おいしい」のではないかなと思っています。鑑賞後の会話を弾ませるためにも、ぜひ面白そうな映画を選んで一緒に劇場に観に行ってみてください。
(文/はな)